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「ピスタチオ・グリーン」
「ナッツの女王」、「緑の宝石」…との呼び声高いピスタチオ。
その呼び名の由来は、旧約聖書に登場するシヴァの女王に愛されたから。
「国中のピスタチオを自分と宮廷のものに」と命じた伝説があるほどなんだとか。
ペーストやクリームにした綺麗なお菓子、アイスクリーム、ミックスナッツの缶に入った殻付きのナッツ…
などを目にしていてグリーンのイメージが強かったのですが、
ナッツとして収穫される前の実は黄紅色だったり、薄皮が赤茶色っぽかったりで意外といろんな顔を見せてくれます。
ピスタチオナッツとはピスタチオの実の中の「種子」のこと。
ピスタチオの実は、熟すときれいな紅色に。
完熟すると外殻は自然に縦に割れます。
中には赤茶色の薄皮に包まれた、緑色の種子=ナッツ。
殻果ごと焙煎し、塩味をつけたりして食用に。
熟していても食べる部分は緑色のままというのがちょっと異質でおもしろいですね(外殻や薄皮は茶色いからなおさら)。
品種によっていろいろですが、「ピスタチオ 実」などで検索してみるとその色鮮やかさ、ブドウのようにわさわさ実る姿に驚きます。
お店に売ってあるピスタチオナッツにしても、薄皮がついたままだから茶色いもの、ローストしてあるから茶色いもの、そもそもそういう品種だから茶色いもの…と、緑だけでなくいろいろあります。
私は殻付き・グリーンのピスタチオを剥いて食べるのが楽しくて好き。
色見本で見る「ピスタチオグリーン」
明度が高く彩度が低い、落ち着いた薄緑色といった風情が多いもよう。
ピンクアーモンドと通ずる大人っぽさ、上品さ。
ピスタチオペーストやクリームのお菓子はこんなかんじの色ですね。
私が描いたイラストでは、女性のシャツの色がイメージに近いかな。
殻を使って作る「ピスタチオフラワー」
「アーモンド・ピンク」ではサクラのようなアーモンドの花を描いたので、ピスタチオの花はどんなふうに咲くのかな〜と調べてみると、
ピスタチオの殻でつくるDIY術が大量にヒットしました。
クリスマスとかに映えそうですね〜
(しかしピスタチオの花の実態はよくわからなかった…)
ピスタチオ農家の栽培・収穫・加工
↑の動画のナレーションがじわじわおもしろかった…
「エメラルドさえもヤキモチを妬くような緑色に輝く美しい瞳。
その瞳に男たちの膝は崩れ、立ち上がることができなくなります。
唯一わかっているのはそれが愛であるということだけなのです」
↓こちらのページも写真が豊富でおもしろかったです。
ベリー類と組み合わせると、目にも舌にも美味しいですよね。
ナッツ類では珍しい、眼病予防効果があるのも特徴。
高血圧・むくみ、貧血、便秘、老化にも効果があるとのこと。
さすが女王で宝石。
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