アラフォー、デュエマで無事トレカ沼に帰還する
ご評判をいただいた"トレカ振り返りシリーズ"で、私は確かにこう書いた。
「アラフォーとなった今、もう以前の様にトレーディングカードゲームには魅力を感じなくなった。」
遊戯王から第一期トレカブームが起こった90年代後半のTCGの魅力こそが最高だったとオッサンが戯言を垂れる記事だったのだが、それら記事の公開から数か月後、コロコロコミックのおまけにデュエルマスターズのデッキが2つも付いてきた。1つではなく2つである。
漫画も掲載されているし、さすがに読むもんだから小3の息子達から
「デュエルマスターズってどんなゲームなの?」
と質問を受けた。
以前記事にも書いたが、私は数あるTCGを経験した中で、デュエルマスターズのルールは素晴らしいと思っている。
非常に簡単で、しかしスリリングで、スタートからゲームメイクまでが早い。誰でも楽しめるけど戦略を練らないと勝てない。
そんな個人的評価もあり、トランプを使って熱っぽく説明していると案の定「やってみたい!」となり購入するハメになった。
ちょっと構築済みデッキでも買って触らせるか・・・、という軽い気持ちだった。
攻めの王道、守りの王道とか言うぶっ壊れ構築済みデッキ
早速「デュエマ 構築済み 最新」と検索すると、すぐAmazonページが引っ掛かった。
ひとつ500円、すぐ遊べる。素晴らしい。
近年のTCGは初動が安くて助かる。
その上2色展開だから我が家の小僧二人がやるには丁度いい。
早速赤(火文明)と黄色(光文明)を一つずつポチったらPrimeだったからか肌感3秒後くらいに届いた。
めっちゃ喜ぶ子供達。
「カッコイイ!すげー!」
「だけど種類少ないね~」
ん?種類?数の間違いではないか?
それもそのはず、ポケカ経験者である小僧共からしたらポケカ60枚に対しデュエマは40枚だ。とても少なく感じるだろう。
そう思いながら手に取って確かめてみた。
ん?なんだこのガチ構築感。
確かに種類は少ない。いやそうじゃない。キーカードでしか構築されていない。というかこれ無茶苦茶ガチデッキじゃないか?
そう、何も知らないでポチった私はてっきりポケカで言う"Vスタートデッキ"とか"exスタートデッキ"を想像していたのだが、驚いた。
デュエマ経験がほとんどなくルールを知っている程度の私でもすぐ分かる。いやもう超強いじゃんこのデッキと。
これで500円?どうなってんだこのカードゲームは?といきなり度肝を抜かれた。
早速ハマる
という訳でルールを教えたところ、さすが5歳にしてポケカのTier1を回してた小僧共だ。あっという間に習得して戦い始めた。
そして早速火文明を選んだ長男が3ターンキルを決めた。どんなゲームやねん。
次に次男が4ターン目で大型のブロッククリーチャーを大量召喚してボッコボコに反撃をかました。だからどんなゲームやねん。
そのスピード感、スリリングさがハマったのだろう。早速2人はハマった。
しかし、なんと荒々しい男っぽいカードゲームなのだろう。すごい衝突ぶりだ。そりゃ負けたら死ぬわ
そんなタイミングでママが食事の席で近所のショッピングモールがリニューアルオープンし、とても大きなカードショップが入ったという話をした。
「行きたい!もっとたくさんカードが見てみたい!」
とはしゃぎまくる小僧共。
ということで行くハメになり車を走らせる。
早速大興奮でカードストレージを漁る2人。しかし行った時間が良くなかった。そのショップでは小学生以下の子供だけでいられるのは18:00までという制約があり、私は同伴しなければならなくなった。(妻は何やら洒落たショップの見回り)
暇だ。眠い。
確かにその世界にいた私であるが、私の知るカードゲームの世界はこんなに明るい場所ではなかった。こんなに広くなかった。一歩間違えてヤベェ賭博場に踏み入れたような場所しか私は知らない。
しかしなんだここは。なんて明るい人達が、なんて楽しそうにプレイしているんだ。
というか普通に可愛い子までいるじゃないか。世良 円や瀬石 桜が実在する世界線を誰が想像しただろうか?
あまりに変わったその世界に、居場所が無く、暇すぎた私は息子たちのカード探しを手伝うことになった。
感染
何やら指定を受けストレージを漁っていると、なんだか懐かしい気分に陥った。
3年前もポケカでストレージを漁ったことは一回あったが、ポケカは正直キーとなるコモンカードも手に入りやすかったしスタンダードという枠組でしかプレイしていないから、特に熱心にストレージを漁らずとも十分デッキを作ることは出来た。
しかしなんだデュエマは、オリジナルとかいうとんでもねぇフォーマットが主流らしい。
一部のカード以外初版からほとんどのカードが使用できるだと?エクステンデッドやん。(古)
大量に種類あがるストレージから希望の1点を追い求める旅の様な既視感に、なんだか私は心が躍った。
そうして見ていく内に、思考が現役の時の様にテキストを読み認識を改めてゆく。
「あれ?さっきのアイツが出てれば実質コスト2マナで2枚ハンデスか・・・」
「その次のターンにこれ出せば、場面外でのイニチアチブは結構じゃないか?」
「特にフィニッシャーを用意しなくても、ここまでデザイン出来れば・・・」
という事で息子たちガン無視で見事40枚のデッキを作ってしまっていた。
ママ 「なんであなたがガッツリ作ってんのよ」
わたし 「いや、無意識で。自分で支払ってきますゆえ」
ママ 「レジ前のあの棚にあなたの好きなマッドのスリーブあったよ」
わたし 「あい」
どんな会話やねん。
拡大・転移
翌日、晴れて息子たちと共にトレカ沼に帰還。
なんて楽しいもんだろうか。
同時にMTGアリーナにも復帰。
以前はウ〇コ中にちょっとやるくらいだったが、今は会社で睡眠時間を削ってまでやっている。
そしてデュエプレもダウンロードして空時間によってプレイするアプリを分けている。
更に、妻が「お付き合いだから」と称して密かに購入していたポケカのexデッキをプレイ。またスタンの環境デッキを組みたいという熱が沸いているのを密かに感じている。
そして更に、購入して届いてずっとほったらかしていたポケカクラシックも触りたいとウズウズしている。
終わった。アラフォー、完全にトレカ沼に帰還する。
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