BUMP OF CHICKENのライブに行った話(ホームシック衛星2024/Sphery Rendezvous)
いわしまです。
前に言ってたやりたいことリストをようやく作った(ものぐさ)。
— いわしま (@1wash1ma) August 17, 2023
そのうちトリケラトプスに触りたいとかふたご座でのんびり地球が見たいとか書き始めたら誰か止めてください。
それはそれとしてBUMPのライブは行ってみたいかも
このツイートをしたら、後日友人からライブの誘いが来ました。持つべきは良き友。なんでも口に出してみるものです。
そんなこんなで僕は、BUMP OF CHICKENのライブ、ホームシック衛星2024に行く事になりました。
少々長くなるかもしれませんが、お付き合いください。
少年の日の思い出
話は中学生の頃まで遡ります。
きっかけはよく覚えていませんが、「テイルズオブジアビス(TVアニメ)」か「スクールオブロック」だったと思います。どちらも友人と共にハマっていました。
そして、当時最新のアルバムだった「orbital period」に出会い、少し時が経って「COSMONAUT」がリリースされて。
自然と、「いつか生演奏で、この曲を聞いてみたい」と思うようになりましたが、当時の自分は田舎の学生。
ライブを見に行く事など、遠い世界の出来事でした。
そのうち月日が流れて「好きだったバンド」の思い出になった頃、Kアリーナに行く事になりました。奇しくもその日は、2024年2月11日。
BUMP OF CHICKENというバンド、28回目の誕生日でした。
ホームシック衛星2024
公演が始まると、『星の鳥』をBGMに28年前からのカウントダウンがスクリーンに映し出され、日付が今日になるとメンバーがステージに現れました。
僕は『星の鳥』とカウントダウンを見た瞬間に、15年前の思い出が溢れてきて、メンバーがステージ上に現れる前に号泣していました。
そのまま『メーデー』に移りましたが、この曲の終盤まで涙が止まりませんでした。これ以降、『メーデー』を聞くと毎回泣いてしまうようになってしまい、公共の場で聞きにくくなる。そのまま次々と曲が披露されますが、「orbital period」収録曲を中心とした、中学生の頃から聞いていた曲ばかりで、懐かしい気持ちになりつつ、昔の自分へ思いを馳せていました。
2階席だったので、ステージ上の4人の表情はモニターで見る事しかできませんでしたが、『カルマ』の演奏が終わった時に、アリーナが真っ赤になったあの光景は、今でも鮮明に思い出すことができますし、『花の名』でライトの当たり方がかみ合った結果、楽しそうにベースを弾くチャマの影が近くの壁に投影されたのも、生でしか見れない光景だったと思います。いい席ではなかったかもしれませんが、何の不満もありません。
終演後、僕の満たされっぷりを見た友人は、誘って良かったと満足気でした。
Sphery Rendezvous
そんな感じで一生に一度の体験をしたと思っていた矢先、再び友人から誘いが来ました。
というか、ツアー初日アリーナのチケットを取ったと事後連絡が来ました。
ベルーナドームに行く前に池袋で一息ついたのですが、街中にBUMPのグッズを身に着けた人たちが溢れていたのを覚えています。否応にもテンションが上がり、期待感が高まる一方でした。
今回のツアーはアルバムリリース直後なので、当然最新曲が多いため、古のファンである自分は漠然と不安を感じていましたが、事前に履修したおかげで、漠然と全曲「なんか聞いた事ある」状態で楽しめました。ありがとうTSUTAYAディスカス。でもダンジョン飯もSPY×FAMIRYもコナンの映画も見てないのに主題歌の生演奏を聴けたのがちょっと申し訳ない。
アンコールの後の基央のMCで、とても印象に残っている所があります。
『君がいない世界には生まれてくることができなかった。君がいる世界がここに存在してよかった。おかげで『Iris』が生まれたよ』
基央は「僕たちがいたからIrisというアルバムが生まれた」と言いました。
僕はそんな訳ないだろと思いました。
取るに足らないアラサーひとりこの世にいなくても、お前たちはIrisを生みだしていただろ、とベルーナドームで本気で思いました。
しかし、その日ベルーナドームで作られた光景は、僕がいないと作れなかった事に思い至りました。1人分のPIXMOB小さな光でも、僕がいたから作れた光景を、ステージの上にお見せできたのではないかと思います。
何が言いたいのかと言うと、生きてて良かったということです。
それにしても、ベルーナは暑かった!
タオルも水も何も持たずに入場したので、熱中症になるんじゃないかとハラハラしましたが、無事に終演まで立っていられました。
知り合いのアイマスP諸兄がベルーナドームをボロクソ言っていた理由がよく分かりました。Kアリーナってすごいんですね。
あと西武球場駅も、ホームからの光景はド田舎なのに、改札とその周りはめっちゃデカいなど、不思議な駅だったのも印象深いです。それでも帰りに入場制限がかかって1時間くらい駅周辺で感想戦をしていたので、そういう所だぞ!と思います。
おわりに
これ以上続けたらベルーナドームの悪口が止まらなさそうなので、この辺りで締めたいと思います。
何はともあれ、非常に楽しい公演でした。クソ暑かった事も、喉元を過ぎればなんとやら。という事で先達も語り継いできたのかもしれません。
機会があればまた見に行きたいです。次のツアーは何年後でしょうね。