愛情のセレスと知性のパラス②パラス編
まずは簡単にパラスとセレスについて紹介して参りますね。
セレス、パラスは約200年前に発見された最初の小惑星となります。
この小惑星群は現実と内面の境として認識して頂けると意識しやすいと想います。
どのように現実を認識し、関わりをもつのか、橋渡しをする天体のひとつです。
セレス…それぞれの国の言葉でケレス、シーリーズ、チェレスとよばれます。小惑星帯の中では最も大きく、神話においてはローマ神話でセレス、ギリシャ神話ではデメテルとよばれます。
大地の女神であり、豊穣をもたらし、シリアルやスペイン語におけるビールなどにもその名を残しています。
こうした、すべの母として扱われる天体であり、このことから、育てる、育むといった、愛情との関係を表します。
パラスを示す神話はローマ神話のミネルバ、ギリシャ神話ではアテナを表しています。
こちらはゼウスの頭から産まれたといわれ、学術や技術、闘いなどを扱う女神であり、一般的に占星術上ではバランス感や、男女の間の両性のバランス、純粋な関係、知性、戦略性、合理性、芸術性、護るための闘い等々多くの意味をもっていますが、特に両性のバランス、男性社会の中の女性といった事に重きをおかれてるように感じますね。
それでは
女性的な愛の象徴となるセレス
男女を超越した知性の働きとなる
パラスを詳しく解説して参ります。
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