奉仕のベスタと使役のジュノー①ベスタ編
まずジュノー・ベスタの簡単な紹介を致しますね。
ジュノー・ベスタは
約200年前にセレス、パラスに続き発見された、
小惑星で、火星と木星の間にある小惑星群の中に属しています。
この小惑星群は
現実と内面の境として認識して
頂けると意識しやすいと想います。
どのように現実を認識し、
関わりをもつのか、橋渡しをする天体のひとつです。
ベスタは竃の女神、
ローマではヴェスタ、
ギリシャではヘスティア
とされています。
竃の炎そのものが
神体として扱われており、
かまどの火から家庭を顕し
神官は処女を捧げ生涯火の晩を
していたことから、
自己犠牲や献身などの意味をもちます。
ジュノーを示す神話はゼウスの妻ヘラ、木星と同じでユピテルの事もさしています。
このことからジューンブライドや母、結婚の象徴として扱われる天体です。
結婚や人との関わりに使われる事が多い2天体ですので、まずはシナストリーでの使い方をみて参ります。
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