緊急事態解除後、どういきるか
全国の緊急事態宣言が、解除されました。
何が、できるようになったのでしょうか。
休業要請の緩和ステップ
東京は『休業要請の緩和ステップ」を設けています。
ステップ1
・博物館、美術館、図書館の利用が許可
・スポーツ施設の観客部分は、使用停止
・学習塾、商業施設、ライブイベント、カラオケ、パチンコの休業要請継続
・イベントは50人までが許可(冠婚葬祭)
コロナはまだ、終わっていません。都は、第二波が起こらない対策を講じています。
東京都民はステップ2、ステップ3を経て、通常に戻っていく流れです。通常という表現は、適していませんね。
新しい生活スタイル
「新しい生活スタイル」をしていくと、言われています。「新しい生活スタイル」とは、オンライン会議・3密を避けた生活です。
オンライン会議は、インターネット回線を使用し、映像と音声をパソコン、タブレット、スマートフォンで映し出し会議をします。時間や場所指定がないので、気軽に参加できます。画面共有もできるので、話の理解に苦労しません。それに、会話に煩わしさもありません。
それに、好きではない上司と合わなくてもいいのが、オンライン会議のメリットです。
オンラインは会議だけでなく、飲み会や帰省のコミュニケーションツールでも、用いられるようになりました。オンライン飲み会は、自分でお酒を用意して、時間になったら、パソコンの前で待機。手軽で、良い事ばかりです。
しかし、終電がないので、なかなか終わりにくいのが難点です。
コロナ収束後も、オンラインを通したコニュニケーション方法が、日常生活に根付くか、興味深いポイントです。
3密を避けた生活
3密を避けた生活とは、密閉・密集・密着が組み合わない生活です。「閉ざされた、小さな空間に人が近づいて、話をする場」をイメージすると、居酒屋・バーがイメージできます。
居酒屋は、空気の換気のために扉をあけて営業。密閉が回避できます。
密集をさけるために、何ができるでしょうか。お店を覗いてみると、ビニールシートが天井から吊るされているカウンターを見ました。2、3人席で囲まれています。
2、3人は密着でいいの?と思われると反論がありますね。友達や家族と飲みに行った場合、ビニールシートで囲われていれば、不特定多数と飲食を共にしたとはなりません。それに、囲うことによって接触者を特定できています。
すべての3密を完全に徹底すると考えた場合、「開かれている場所で、3人以上で同じテーブルではなく、なおかつ、他のグループとも接触してはいけない空間」と作り出そうと考えますと。家で窓をあけて、家族3人互いに壁に向かって食事をし、会話をすることになります。それは、感染者が出た場合の処理として、日常的に行うのは、現実的ではないですし、家に帰っても疲れが取れませんね。
居酒屋で実践しているのは、
・扉をあけて密閉をさける
・各グループごと、ビニールシートで境目を作ったり、テーブルとテーブルの間隔をあける
をクリアすれば、営業しても、3密をさけることになります。
自粛警察
自粛警察という、言葉が流行り始めました。コロナウイルス感染を拡大させないために、人が集まる飲食店に営業しないように喚起するという行為です。趣旨は、感染予防に間違いではないのですが、そのやり方が評価できるものではありません。
地域の営業している飲食店に、「迷惑行為・嫌がらせ」の形で喚起をしています。
また、名前に警察とついているものの、実際の正体は、警察ではありません。あくまで、一般の方が行なっている行為なのです。当然のことながら、自粛警察が飲食店に自粛を迫る権利もなければ、飲食店は従う義務もありません。
一部報道で自粛警察を、迷惑行為として取り上げる案もでています。
それは、そうですよね。営業店舗は、注意を払い営業しているのに言いがかりをつけられて、立派な営業妨害です。
これからのながれ
感染症がすぐには、収束は見込めません。感染症を共生することで、抑制していきます。同時に、経済活動を続けていくのが望まれています。
ちなみに、都が出しているロードマップはステップ3の時点でも、ライブハウス、カラオケ、スポーツジムの休業要請を出しています。
現時点では、2週間をめどにステップ2を目指しています。
緊急事態が取れたから、‘’全てが終わり‘’ではありませんでした。
来客
地方から東京にきた人も、都民でないからといって、自由に生活できるわけではありません。ロードマップや新しい生活スタイルに合わせる必要があります。当分は、東京にきても面白くないでしょうね。
行きたくもないが、正直なとこほでしょうか?生活していても、不自由なのですから、遊びにきてはもっと退屈です。