
改めて丁寧に振られた話。
先日の失恋をネタに、何本記事を書いたら気が済むのだろうか?
過去はネタに昇華することで報われるのではないか、と信じてやまない性格なので、今回も片目をつぶって見届けて頂けたら幸いである。
先日の投稿で
私は見事にこの「3ヶ月の壁」に直面し、テンプレートのような恋愛に終止符を打った(つもりでいる)。
と、なんとも中途半端な記述に留まってしまっていたわけだが、
なぜこのような記述にしたのかというと、別れ際に相手が発した
「また電話しようね~」
という謎の言動が原因である。
荷物を返された今、なんのために電話をするのか。
その言動は、確実に私の理解の範疇を超えていた。
このことで少し引っ掛かりはありつつも、
別れ際だったし、社交辞令的な言葉だろう
くらいの認識でいた私だったが、この少しの引っ掛かりは現実の出来事となってしまう。

お???
本当に電話しようと思っていたのか?!
私の理解はもはや追い付かず(正確には理解することを早々に諦め)、せっかくだし誘いに乗ってみることにした。これは多分、小さい子が保護者に、
「危ないよ!」
と言われるようなことをなぜかしたがる、あの感じに似ていると思う(本当か?)。
通話は6分ほどで終了。
内容は、正式な別れ話。
(なにそのオフィシャルみたいなやつ…。事務所所属の俳優のつもりか? と思ったことは、ここだけの話)
最後の最後まで不思議な気持ちで包まれたが、これで正式に(笑)次に向けての一歩が踏み出せるみたいだ。
このプチ騒動で、私はどうでもいい昔の記憶を思い出してしまう。
母は私が幼かった頃よく歌を歌いながら家事をしており、母の影響で私は、タイトルは知らないが口ずさめるという、まるで「わらべ歌」のような感覚で、昭和歌謡を習得していた。
母が口ずさむ歌の中で、幼いながらに印象的な曲があった。
「別れたら~次の人~♪」
という破壊力抜群の歌詞。
当時の私はこの言葉を理解していたか定かではないが、数多くの曲の中で最も鮮明に記憶されていることは間違いない。
今回の件で、この歌詞のような心境に至った私は、歌詞検索でこの曲を探そうと試みた。すると、衝撃の事実に直面する。
え、これ替え歌なの?!?!
母は基本的には歌詞通りに歌を歌っていたのだが、この曲では替え歌の方を歌っていたのだ。私はそれを知らずに聞いて育ったため、先日やっと、元の曲の歌詞を知った(本家の方々、ごめんなさい)。
本家は「別れても好きな人」
意味真逆やん!!!!!
一方、私が習得していたのは替え歌版「別れたら次の人」
(YouTubeで良いのなかったので、替え歌の歌詞とサイト載せておきます)
男:別れた人に会った 別れた直後に会った
女:だけど私の横には 別の彼がいる
男:別れたら
女:次の人
男:別れたら
女:次の人
なんと潔い!
令和の恋愛って感じしちゃう(ド偏見)。
母は、幼い頃の私に潔い恋愛の英才教育を施していたのだろうか(いや、違うだろう)。ただ、これくらい潔く次のステップに進めるくらいの強さとしなやかさには憧れる。
とりあえず、冷静に考えてこれを4~5歳児に聞かせてた母のメンタルは最強である。
そして、嘉門達夫さんの替え唄製造能力にも脱帽である。
話が大幅に脱線したが、
ときに相手の言動は想像の範疇を超えてくる。
そう思っておくだけでも、人間関係でのトラブルを拗らせにくくなるのかな、と感じた。
それとなくまとめたが、私も割と人に対して想像の範疇を超えてしまっているのではないだろうか。
まあ、そこに関してはしっかりと両目をつぶって頂きたいと願うばかりだ。