劇場版ヴァイオレット・エヴァーガーデン
12/16、公開延期が続いて、やっと観にいけました。ちなみに二度。
京アニさんありがとう。
一度目は感動が止まらなくてふわふわ落ち着かなかったのですが、二度目は涙が止まらないながらも、しっとりと落ち着けて?います。
さらっというなら、映像と音がとにかくキレイでした。
個人的には、空の描写と波風の音、床や地面を歩く音が好き。あれは映画館こその醍醐味かも。
以下の感想はネタバレ含みますので、目にしたくない方はここで終わってください。(見てくれてる人がいるのか…?笑)
'現在→過去 / デイジー→ヴァイオレット'
冒頭からちょっと切なくなったのは、ヴァイオレットたちは過去の話になっていたこと。
デイジーという女の子の、おばあちゃんの葬儀後の話から始まる
デイジーのおばあちゃんは、アニメでの話の続き。
幼い娘を残して早くに亡くなってしまう母が、その後50年間毎年娘の誕生日に手紙が届くようにとヴァイオレットに頼んだ話の、その手紙を受け取っていた娘がデイジーのおばあちゃん。つまりヴァイオレットが関わっていたのは、デイジーからするとひいおばあちゃんの時代。(書いててもややこしい/ひどい図解)
うおぉ、そんなに時がたっているのか…!
昔はドールという代筆をしてくれる仕事があったのだと。今は無いんじゃないかな…というデイジーの父の言葉。
デイジーは、暖炉上にあったひいおばあちゃんからおばあちゃんへ宛てた手紙を読み、そこに一緒に入っていたヴァイオレットの新聞記事を見たデイジーの語りから、ヴァイオレットたちに繋がる。
ここから先まで書くと、さすがにとんでもない長さになるのでとりあえず内容はここまで。笑
しかしこの冒頭だけでも、アニメを観てた人からすればひと涙するには充分(/_;)
'ヴァイオレット×ユリス'
最初電話きたときは、なんて小生意気な子ッとか思ってたけど(笑)
ヴァイオレットの書いてあげたいという思いとその臨機応変の行動は、まさにプロ。料金はもちろんだが、ギルベルトを目前にしていながらも、ユリスとの約束-指切り-を全うしようとするその姿。
ちょっと自分の仕事への思いを考えさせられました。←
ユリスはユリスで、危篤なときに、ヴァイオレットが愛してるをくれた人と会えたと聞いて '良かった' を言えるだなんて。泣かすなよ。なかなか言えないよ、自分が辛いときにそんなこと。
みんなが協力したおかげでなんとかリュカとユリスが繋がれたときは、声出るかと思うほど泣いた。笑
代筆にきたアイリスは、何か重く感じとるものができたのかな。永遠にNo.3だよ~って嘆いてたけど、No.1になれたのかなぁ。声だけでも、明らかにふてくされちゃったのがわかるアイリスもめんこいけど。笑
'ヴァイオレット×ギルベルト'
ほんとに少佐が生きてるなんてアニメ観てたときは思わなかった。
もしかしたら生きてるかもしれない、というわずかな情報にも希望を棄てないヴァイオレット
そして父親のようにヴァイオレットを大切にする(しすぎる?!)ホッジンズ
ギルベルトが会わない、と拒否したところのホッジンズの
『ばぁぁぁかぁぁあやぁぁぁろおおおおっっ!!!!』
もまた泣けた(ToT)(ToT)(ToT)
ベネディクトに過保護と言われてた位だからね。お父さん、そのまま殴っちゃえ!!って思ったよ、私は笑
そしてヴァイオレットからギルベルトへ宛てた手紙を読むシーン(泣ける)からの
ディートフリート(以下、兄)の言葉
『今はお前を麻袋につめてヴァイオレットの前に差し出したい(つき出したい?)よ』も、うるっときた。
頼む、兄、やってくれ!!って感じ。笑
兄の言葉で思いが固まり、走り出すギルベルト
崖からヴァイオレットを叫び呼び、出港してしまったヴァイオレットには…
声が聞こえたんですなぁ
『少佐!!』と真っ直ぐ海へ飛び込み(さすが)、泳いで、やっとのこと2人は会えるのでした。。
走り出すヴァイオレットの後ろにちらっと映るホッジンズ(いたよね?)…
なんかこう、ちょっとホッジンズの気持ちも考えちゃって、つんときた。笑
向かい合うちょっと情けないギルベルトと涙が止まらず話せないヴァイオレットと、綺麗な波の音。
あぁ~出逢うまで長かったーーー((T_T))
その後は、デイジーの語りで話が繋がれ
ヴァイオレットは一度職場へ戻り、受けていた依頼を全て終えてからギルベルトのいる島へ移住し、そこで代筆や郵便の仕事も?こなしたとのこと。
ユリスの、いいね👍️も語り?継がれていて、また泣かせられました。笑
ただ、私はよくばりハッピーエンドが好きなので
C.H郵便社のみんなとちょくちょく会っててくれたのかなぁとか
花火を見上げたホッジンズが思わず、ヴァイオレットちゃん…と振り返ったであろうシーンとか
寂しくて寂しくて、笑
冒頭のみんなで写ってた写真…ヴァイオレットの姿がなかったような…
それが、寂しかったなぁ。笑
まぁ、個人の意見です。笑
結局ほとんど流れを書いてしまったけど、他の方のブログなどを参考にもう少し深くみると…
劇中でのヴァイオレットがギルベルトへ宛てた手紙。
最後にもう一言、あるはずだ!という尻切れトンボ的な感じでヴァイオレットの読みが終わります。
そこでもやもやしていたら、なんと手紙には最後が書かれていて、写ってはいるがあえて読んでいないのだと。
なに!!!!?
てことで、そこを解読してくれたスーパーファンの方の記事を拝読しました。
ら、再び涙を流しました。(カフェで)
sukhoi31さんのアメブロで、とっても丁寧にわかりやすく解読してくれています。
こちらから見てもらえると、流れがわかりやすいです。
答えがほしい!て方は、
ですが、できれば前者から読んでいただけたら…と思います。笑
ありがたいことに、リンクしていいですよ~とおっしゃっていただきました。
どこぞの馬の骨ともわからんやつから急な連絡をしてしまったのに、ほんとに素敵な方です(T T)
ありがとうございます!!
ここまで解読されたなんて本当にすごいですし、あえて出さない監督もすごいですし、知ってからまた泣ける自分の涙腺もすごい。笑
とにかく、素敵な映画でした。
長々と自己満記事にお付き合いいただき、ありがとうございました(_ _)