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『日本人の勝算』を読んだ感想
今回はこの本の『海外市場を目指せ』という章について
個人的に気になったポイントと、そのポイントを踏まえて個人的にできそうなことについて、書いていきます。(アフィリエイトは、この記事ではしていません。)
気になったポイント
日本は輸出に消極という事実
各国の輸出状況について、2017年のCIAのデータをもとに著者が作成されたデータで、日本の輸出状況を明らかにします。
このデータが正しければ、日本は、輸出額が世界第4位の国です。しかし、人口1人あたりの輸出額は、世界第44位。対GDP輸出額は、世界第117位と、輸出小国だと分かります。
私は、海外の先進国と比べ、著しい人口減少をしている日本企業は、輸出に積極的だろうと思っていため、驚きの結果でした。
日本で成功している輸出産業とは
本書では、日本がすでに輸出に成功している産業として、観光業をあげています。
以下の観光庁のサイトに書かれているデータからも、コロナ以前の訪日外国人旅行者数は2011年から増え続けています。
私は観光業は輸出なのか?と一旦思いましたが、日本の観光業を外国人の方が利用しているので、確かに輸出産業です。
私は、海外向け観光業の成功の原因が、日本の物価が安くなっているからなのか、海外へのマーケティングが成功しているからなのか、あるいは、その両方なのかは分かりません。
しかし、これからも観光業は経済的に重要な産業です。なぜなら、人口減少が進み、外需に注力していくことが日本企業にとって重要だからです。
また、著者の方は、観光業の更なる一手として、富裕層向けの観光施設をあげておられたことも気になりました。どうやら、日本には富裕層向けの観光施設が少ないようです。
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輸出と生産性の関係
本書では、輸出と企業の生産性の関係について、とても詳しく書かれていますが、これについては、他の章も精読する必要があるので、今回は省きます。
個人的にできそうなこと
政治や経営の仕事をされている方々ではなく、個人的に労働者ができそうなことをまとめてみました。
私は、日本の輸出について読み進めるうちに、2020年代後半に開業が予定されている、カジノを含めたIR施設は、日本の観光業において、かなりのお金が稼げる事業なのではないかと考えました。
もちろん、IR施設が経済的に成功するかどうかは分かりません。また、カジノ施設を手がける企業は外資系企業です。しかし、成功させることができれば、莫大なお金が日本に入ってくるのは間違いないので、この業界で働くのもいいかもしれないと思いました。
私は上記のようなことを思いつきましたが、他に思いついたことがありましたが、コメントをいただけると嬉しいです。
また、私の本書の理解が間違っているところがありましたら、お気軽にコメントいただけるとありがたいです。
以上です。ここまで読んで頂き、ありがとうございました。