悔しすぎるダンスバトル、そして信頼へ
FUNK UP THE JAM
結果
12月22日に開催された賞金付きVRダンスバトル。
開催が決まった瞬間、私はエントリーしました。
32人が出場し、予選を経てベスト16を決め、トーナメントとなります。
私の結果は予選敗退でした。
負け
自分が予選を上がれるとは思っていなかったのですが、フレンドがベスト16に選ばれたこともあり、とても悔しかったです。
正直、曲のBPMのせいにもしたし、腰のトラッカーが飛んでしまうトラブルのせいにもしました。
ベスト16の会場へ行き、観戦しようと思ったのですが、悔しすぎて見るどころじゃなかったので、JILL-vaさんのnoteを読みました。
すごく突き刺さりました。
特にプロの真似事をするところ。
私のムーブはHOUSEとは正直言い難い、よく分からない動きをしていました。これまで何回も何時間も練習して、基礎練も苦に思わないくらいHOUSEが好きなのに。
反省
私がHOUSEとは言い難いムーブをした理由が2つあります。勘違いしてほしくないのは、これは他責ではなく、“反省”ということです。
1つ目はサイファーやバトル、そして動画で色んな方のムーブを見た事です。良くも悪くも私のダンスの幅を広げました。
周りは上手い方ばかりで、音の取り方やその表現がとても気持ち良い。プロのバトルは、それはもう派手でこんなムーブしてみたいと感動していました。
そうして、色んな動きを見たり、派手に動いてみたりした結果、「HOUSEの動きは地味だな」という考えが頭の片隅にずっと居座っていました。
2つ目は、身近でHOUSEの即興やバトルを見る機会が少なかったことです。HOUSEレッスンがあるので、HOUSEを踊る方は割といます。ただ、サイファーやショーケースなど、ムーブとしてのHOUSEを見る機会はほとんどありませんでした。ほぼ毎回サイファーに参加しますが、HOUSEを踊る方はほとんどいません。DJがHOUSEの曲を流しても、盛り上がるのは自分だけで、他に踊ってくれる方も少ないです。
「HOUSEって人気ないのかな。」
「やっぱり地味なのかな。」
好きと言ってくれる人はたくさんいます。でも踊る人は…。私は勝手にHOUSEの評価を低く位置づけ、HOUSEだけじゃダンスはできない、HOUSEだけじゃバトルは勝てないという思い込みに走ってしまいました。
こうして、waackをかじったり、膝をついて変な動きをしたりと、HOUSEでもなんでもないムーブを本番でやってしまいました。
信じるべきもの
この記事の始めに書いたJILL-vaさんの記事は、HOUSEとの出会いを思い出させてくれました。
初めてHOUSEを見た時の感動、こんな風に踊りたいという憧れ、他のジャンルに目移りすることなく、ただひたすらに基礎練していたことを。
HOUSEを信じきれなかったことをひどく悔やみました。そして、ベスト16で流れる曲に合わせて、会場の隅っこでHOUSEを踊りました。
とても楽しかったのを強く覚えています。
10月に再開して以来、1番に。
ジャッジからのフィードバック
審査員の方から直接フィードバックをいただきました。
改めてお礼申し上げます。
フィードバック①
「ムーブは良い、ステップを増やせ」
正直驚きました。音を聞くことは及第点であることに。
あとはステップを繋げること。ステップの数を増やすこと。自分の課題が見えて、練習のモチベーションが高まりました。
フィードバック②
「4点、4点、4点」
表現、グルーブ、オリジナル性だったと思います。ベスト16に進んでいる人達は5点、6点取っているようです。
少し落ち込みましたが、HOUSEを忠実に、そして丁寧に踊ろうと意気込みました。これから少しずつHOUSEを踊れるようにがんばろうと思います。
最後に
HOUSEが1番好き。HOUSEしか勝たん。
ただこれだけ。でもこれが全て。