見出し画像

はじめましての自己紹介

わたしの最近はまっているもの

Netflixや prime videoで映画を見ることにハマっています。

最近のおすすめ映画はコレ!

画像1

視覚障がい者に向けた「映画の音声ガイド」を務める美佐子と出会った雅哉。徐々に視力を失いつつある雅哉の葛藤、その雅哉を見つめる美佐子の間で紡がれていく熱い感情が、スクリーンを満たしている。映画を作ること、観ることには、どんな意味があるのだろう。
www.cinra.netより引用

とにかく綺麗。

私にとってこの映画は
いろんな事を教えてくれました。

『光』を観る前と後では

映画の観方が変わるんじゃないかなと思います。

音声ガイドのモニター会

視覚障害者の方に試作の音声ガイド付きで映画を鑑賞してもらい意見をもらいながら、調整し仕上げていくんですが

この作業、とても素晴らしいなぁと。

興味深かったです。

そのモニター会で音声ガイドの美佐子と
弱視の雅哉が出会い
きつめな言い方の雅哉に、ぶつかる美沙子。

画像3

それから雅哉と関わるにつれ、彼の葛藤を目の当たりにする。
この流れが美しいんです。

誰かの一面だけで、この人はこういう人と決めつけてしまう事ありますよね。
でも、その人の違う面を知って
心がギュッとなる事もありますよね。
誤解してたかもって気付いたり。
一瞬で尊敬する事だってある。

そんな美佐子に自分を重ねながら
雅哉役の永瀬正敏さんの演技に
前のめりになっていました。

画像2

"雅哉"という人間が

現実のどこかで息をしているような

いつまでも重たさが残っている。

この感覚は、映画『八日目の蝉』で
永作博美さんが演じた愛人の娘を誘拐する女性に対してもありました。

役者さんの演技力や役の存在感、作品の力に圧倒されてしばらく抜け出せなくなるんです。

そしてずっと余韻に浸れる。

そんな感覚が好きで映画を観ています。

これから気の向くままに映画を紹介できたらなーとnote始めました!

ここからネタバレありの感想



昔の後輩が、普通は狂うでしょ俺考えられないっすーみたいな事言った時に
「それ以上言うな」と、つい声が出た。

2回目のモニター会で美佐子が、

1人の方に言われた

映画の大きな世界観を音声ガイドが小さくしてしまう程残念な事はないという意見は

かなりグサッときた。

でも、そうだよね。責任重大なんだな…
本当に難しいけど
奥深くて素敵な仕事だなぁ。

映画は誰かの人生と繋がること。


音声ガイドは彼らの想像力を理解すること。


スクリーンを観てるよりももっと大きなその物語の世界に入り込むような感覚。


同じ空気を吸って同じ音を聞いている。

目を閉じると見えない事が見えてくる。


それはとても壮大だという事を知ることが出来て嬉しくてたまらない。

いいなと思ったら応援しよう!