合否を分けた境界線
■ 動画解説(01)
1.目的
2022/12/26 合格発表の日でした
合格された皆様、本当におめでとうございます
合格発表日には、同時に合格基準が発表され、標準解答例も提示されます
ここでは、試験元発表の合格基準、標準解答例に加え、合格図面、不合格図面を徹底分析し、 相対試験でもある「一級製図試験」の合否基準を明らかにすることを目的とし、 その情報から、不合格要因を紐解くきっかけにしていただきたく思っています
2.結論
まず、結論を先にお伝えすると
合否の境界線は、
条件NG
建築物として成立していない
図面として間違っている
かどうかです
毎年「合格基準」の冒頭で
一級建築士試験「設計製図の試験」は、
「与えられた内容及び条件を充たす建築物を計画し、設計する知識及び技能について設計図書等の作成を求めて行う」と書いてあります
これが、「一級製図」の定義です
もう少しかみ砕いて表現してみましょう
一級製図試験とは
「条件を充たす」
「建築物」を設計できたか
「図面」でみる試験
です
以上から、主な失格項目は、毎年同じく
条件を充たせていない
建築物として成立していない
図面として間違っている
なわけです。
以降、より今回の試験での具体例を挙げて詳しくみていきます
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