いきなり番外編 ~CMC_meetup登壇振り返り②~
それでは後半戦、いってみたいと思います。
いよいよ本題、それは発足1周年の全国版meetupでのこと…
発足以来、主にTwitterがきっかけでマジカチを知ってくれたという方も増えてきました。これは、他のコミュニティでもよく行われている、イベント中のリアルタイムツイートが功を奏してることの現れだと思っていました。
なので、この全国meetupでも、
って、呼びかけたんですね。
そしたら、終わった後に、こんなフィードバックをいただいたんです。
これは、今までまったく気付けなかったのですが、まさにその通りだよな、と思いました。
Twitterのタイムラインひとつとっても、自分のポリシーでデザインされている方たちもいるのに、そんな人に向かって、「#マジカチ のツイートお願いします!」とか、
普段Twitterをあまりやってない人に対して、「ツイートが少ないと先に進めません!」とか、
違和感でしかないですよね。
ツイートするために来てるんじゃないと。
ツイートするかしないかは自分で決める、と。
ごくごく当たり前のことに気付かずに、他の盛り上がっているコミュニティの手法を思考停止的に取り入れ続けてきたことの反動だな、と思いました。
この日のCMCの前半の高橋さんのお話“コミュニティ「4つの死因」”の脳死に近い状態かと思います。
そうなんです!今では「そうだよな~」と思えるのですが、当時は運営するのに必死、これで盛り上がってるし、メンバーも増えてきてるし、これでいいんだ!としか思ってなかったですね。(←あくまで僕個人の話です。)
確かに、「お、おう…」ってなりましたが、同時になるほど、そうだよな、想像力が足りなかったな、って気付けました。
それよりもきつかったのは、フィードバックをくれたご本人も意図してなかったと思いますが、「よく言ってくれた」「何か変だと思ってたんだ」「何か宗教っぽいよね」的なまわりの声を目にしたときですね。
えっ、そんなことないのに…そこまで言わなくても…ってすごく言いたかったですし、#マジカチ のことを知ってもらうことで、仕事にプラスになる人は絶対いる!自分がそうだった!という想いでやってきたので、すごく悲しい気持ちになりました。
もしかしたら、この先もっとマジカチが知られた時に、これ以上にグサっとくるご意見とか来るのかな~と思うと、怖くなっちゃって、正直リーダーを止めてしまった方が楽かな…とも思いました(^^;
でも、数日たって、自分のやっていることは今はそう見えるんだ、と冷静に振り返れるようになり、「来てくれるメンバーに仕事のプラスにしてもらうには」という原点に立ち返って再出発することができました。
気付きの後の取り組み1:脱・即ツイファースト
そんな全国版meetupのあとに心がけたことを2つお伝えしました。
まず、その場でツイートを促す、というのを止めました。
止めた、というのは、禁止したということではなく、ツイートせざるを得ないような進行を止めた、という意味です。
あくまでも、「参加メンバーがmeetupの内容を自分ゴトとして持ち帰って、仕事に活かす」ことをゴールとし、そのための場づくりとして何ができて、何はやらない方が良いか、というのを考え直したのです。
その結果、東京では、1人のLTが終わった後に、必ずえんたくんを使ってのグループワークを入れることにしました。グループワークで、「自分だったらこの仕事に活かせそう」とか、「まったく知らなかったから明日試してみる」とか、アウトプットしてもらうそうな取り組みをしています。
マジカチにとっては、その場でツイートするだけがアウトプットではないと考え直したのです。
皆さん、共感していただき、ありがとうございます!ツイートがかなり盛り上がるCMCでこの話題を入れることに少しヒヨりましたが(笑)
ちなみに、「脱・即ツイファースト」は、このLTのスライドを作っているときに思いついた言葉です。(もちろんアクションとしてはやっていましたが、分かりやすい言葉を!と思って、思いついた言葉です。)
※LTというアウトプットに挑むことで、さらに思考や言葉がまとまりました!100回聴くより1回の登壇!まさに小島さんがおっしゃっていることが実感できました!
なお、まったくTwitter色がなくなったかというとそうではなく、「Twitterで発信してもOKという方は #マジカチ をつけていただけると嬉しいです!」といったニュアンスで伝えるようにしています。
その結果、今では、ナチュラルなツイートをたくさんしていただけて、帰り道に復習でハッシュタグを追いかける時も清々しい気持ちで振り返ることができています!(東京では1回のイベントでだいたい100ツイート程度)
そうです、そうです!決してアウトプットファーストを止めたわけではなくて、参加者が結果的に仕事の価値向上に結びつけるアクションがしやすくなるためのアウトプットって何だ?っていうことにフォーカスしたのです!
気付きの後の取り組み2:期待ギャップを生まないための告知
もう一つ意識して取り組んだのは“告知”改革。
参加してくれるメンバーが、「思ってたんとちゃう!」とならないように、どんな進行をするか、どんなLTがあるか、あらかじめなるべくたくさんの、濃い情報をお伝えするように心がけています。
期待してたのと実際とが違ってしまうことを”期待ギャップ”と表現しました。
LT中にこんなbefore-Afterのリンク貼り付けたツイートしていただけたなんて!ありがとうございます!ぜひ皆さんもこのbefore-Afterを実際にご覧になってみてください!
あと、これはLTでは紹介できなかったのですが、facebookグループやTwitterであらかじめ登壇者やLT概要紹介もするようになりました!
こちら参考です!
↓
ちなみに、このLT概要は、登壇者の皆さんにフォーム回答をしてもらって集めているのですが、 #formrun を使い始めてからそれがとても楽になりました!
このformrunをプロダクト提供している(株)ベーシックのかりんさんもLT見てくれていました!!ありがとうございます!
まとめとご質問への回答
…といきたいところですが、ここで息切れしてしまったので(笑)、次回、想定外の③へ突入したいと思います!
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