マーケされる側が感じる「コミュニティマーケティングへの感謝」
【はじめに】なぜエントリーしたか?
皆さん、こんにちは!
コミュニティマーケされる側の人間・矢野です。
コミュニティ界隈での目立った動きとしては、
freeeアドバイザーのコミュニティ「freee #マジカチ meetup!」のコミュニティリーダー
Asana Loverな人のコミュニティ「Asanaコミュニティ」のアンバサダー
として、活動しております。
その他も、自分が利用している様々なプロダクト・サービスのコミュニティにイチ参加者として参加させていただくことも多く、日々コミュニティの存在へのありがたみを感じています。
さて、 #CMC_Meetup は、コミュニティマーケティングをする側の立場の方々が中心のコミュニティだと心得てはいますが、そんななかで、マーケされる側の私が、この「コミュニティマーケティング Advent Calendar 2024」にエントリーさせていただいたのにはワケがあります!
それは、日頃、表に出すことをしてこなかった「コミュニティマーケティングへの感謝」を伝える絶好の機会だと思ったからです。(※「コミュニティへの感謝」ではなく、「コミュニティマーケティングへの感謝」です!)
私の立場は、このAdvent Calendarでは異色かとは思いますが、「コミュニティマーケティング、ありがとう!!!」を言葉にしてみたいと思いますので、読み進めていただけたら嬉しいです!
自己紹介
私、矢野個人としての属性は、「クラウドツール好きな公認会計士・税理士」といったところです。
起業していて、「やりたい!」が高じてたくさんの事業をやっていますが、軸のひとつとしては、企業の経理部門の業務効率化をサポートする仕事をしています。具体的には、クラウド会計ソフトのfreeeが大好きで、freeeを中心に、経理・経営管理まわりの仕組みづくりと、日々の運用をサポートしてます。
その他、フリーランスの方々の自分経営をサポートする"やのナビ"という寄り添いサービスを提供していたり、つながるサポート株式会社を立ち上げて、自分のオリジナリティを活かして生きていきたい!という方が一歩踏み出せる場づくり事業をしていたりします。
なぜこんなにいろいろ取り組んでいるかというと、「自分自身が好きや得意を活かしながら主体的に生きていきたい」、そして、「同じ想いを持つ方々をサポートするような仕事をしていきたい」という一心で様々なことにチャレンジしてきた結果、気付いたら今のようなカタチになっていました。
「好きや得意」にこだわる理由は、それだけで何万字も書ける気がするので、ここでは割愛するとして、かつて、「好きや得意」をなかなか活かせてなかった自分は、"コミュニティ"をきっかけにそれができるようになってきました。
ということで、まずは、コミュニティという存在への感謝をつらつらと記したいと思います。
感謝① 自分の好きなこと・得意なことを認知していただけるようになった
以前は「好きや得意」がひとり相撲だったけど、コミュニティに関わって以来、自分の「好きや得意」を多くの方に認知していただけるようになったと実感してます。
2018年前半くらいのことです。freee大好きな矢野は、主にfacebookでfreeeについて投稿することが多かったのですが、そのときは、ひとり相撲感があって、まわりの方から見ても「矢野=freee好き」のような印象は強くなかったと思います。
ただ、それをfreeeの方々は見ててくれたようで、freeeさんからユーザーコミュニティの立ち上げメンバーをやってみないか、とお声掛けいただきました。
それが、freee"マジカチ"meetup!です。
そして、(様々な、様々な、様々な試行錯誤を経てのことではありますが、)マジカチの活動を続けていくうちに、次第に自分のまわりにfreee好きが集まってきてくれました。
仲間ができると自信もついてきて、freeeの活用や、コミュニティ・マジカチに関する発信の頻度も増え、「矢野=(ユーザーコミュニティのリーダーをやっちゃうくらい)freee好き」とまわりの方々にも認知していただけるようになってきました。
「ひとり相撲を脱却して、矢野の"好きなこと・得意なこと"をたくさんの人に知っていただけたのは、コミュニティのおかげ!」と言えるのはそんな経緯からです。
感謝② 自分の好きなこと・得意なことで人の役に立てることを実感できた
セミナーや講演で登壇するときには、どんな話をしたらご満足いただけるかを優先に考えることが多いですが、コミュニティで登壇する際は、(もちろんニーズも念頭には置きますが)どちらかというと自分がしゃべりたいことを優先できるように感じてます。
自分がしゃべりたいことの根底には「自分の好きなこと・得意なこと」がありますが、コミュニティではそれをアウトプットするだけで「なるほど!」とか、「おお、知らなかった!やってみよう!」と受け止めてもらうことができて、結果として聞いてくれる方々のお役に立つことができます。
自分の好きなこと・得意なことが人の役に立つということを実感できる場って、世の中見渡してみると、あるようであまりないので、興味関心が近いメンバーが集まり、安心してアウトプットできるコミュニティの存在には本当に感謝しています!
感謝③ 自分の好きなこと・得意なことをサービスの軸にすることができた
「矢野=freee好き」を知っていただけるようになってくると、freeeについて聞かれることが増え、結果として、freeeの導入サポートや、活用サポートをお仕事としてご依頼いただくことも増えてきました。
もちろん最初のうちは試行錯誤な面も多かったですが、仕事としての経験がたまっていくことで、それが型となり、今ではサービスの軸にすることができています。
このきっかけもやはり"コミュニティ"。
コミュニティ活動を通じて、自分の好きなこと・得意なことを広く知っていただけるようになって、コミュニティ活動を通じて自分の好きなこと・得意なことに自信が持てるようになってきて、その自信がベースとなってサービスをつくりあげることができました。
これを狙ってコミュニティ活動を始めたわけではないですが、結果として仕事に結びついて、自分の好きなこと・得意なことが活かせているので、「コミュニティ、ありがとう!」と叫びたい気持ちであふれています。
【まとめ】「コミュニティのおかげで」を言い換えると?
自分の好きなこと・得意なことを多くの方に知っていただけて、自信を持つことができて、それを活かした仕事もできるようになってきて…これは紛れもなくコミュニティがきっかけです。
そういう意味で、「コミュニティ、ありがとう!」という気持ちは今まで何度も表に出してきたけど、今回は少し表現を変えて、「コミュニティマーケティング、ありがとう!」で締めたいと思います。
コミュニティマーケティングの文脈でつくられたコミュニティは、まさに「マーケティング」の対象であると思います。企業側にとっては、ビジネスである以上、プロダクトが売れることが大きな意味でのゴールであると思います。(でなければやる意味がない。)
とはいえ、コミュニティがどれだけビジネスに貢献しているかというのは計測が難しいはず。
成果がわかりづらいから、コミュニティを立ち上げることや存続させることは企業目線からするとかなりハードルの高いことなのではないかと、マーケティングされる側の自分は勝手ながらに想像してます。
そう考えると、
コミュニティをつくり、続けていくには、企業側で携わる人たちの努力があってこそだな!その人たちがマネジメント層や社内メンバーにコミュニティの意義を伝え続けてくれているからこのコミュニティが成り立っているんだな!というのは想像に難くないことです。
そんなマーケ側の人たちの努力のおかげで、私、矢野は伸び伸びと自分の好きなこと・得意なことに没頭できるのだと思うと、コミュニティマーケティングに感謝せずにはいられない!というのがマーケされる側の率直な想いであります。
いつもは、「コミュニティ、ありがとう!」でとどまっていたところ、「コミュニティマーケティング、ありがとう!」を表現する機会をいただけた今回の「コミュニティマーケティング Advent Calendar」企画に感謝をしつつ、この記事を締めくくりたいと思います。
ご覧いただきありがとうございました!!