1ヶ月で1400分ライブ配信をして得たもの
この記事は、
#ライブ配信アドベントカレンダー2020 の16日目の記事です!
https://adventar.org/calendars/5484
↑の表記が「矢野裕紀????」となっていますが、僕は間違いなく矢野裕紀です!(笑)よろしくお願いいたします!
僕自身の配信スキル自体は中の下くらいで、何か特殊なノウハウを持っているわけではないものの、今回この #ライブ配信アドベントカレンダー2020 に名乗り出たのには理由があります。
このコロナ禍で、ミーティングやセミナー、イベントや飲み会など、いろいろなことがオンライン化され、「はて、オンラインでやる意味とは?」とか、「そろそろオンライン疲れしてきた…」なんて、ネガティブな声もちらほら。
そんな中、僕は、先月11月、2つのイベントで合計1400分のライブ配信を経験しました。
その2つのイベントで"大切にしたこと"をここに記すことで、これからライブ配信やオンラインイベントに携わる方のプラスになれたら嬉しいな、「やのっちのnote見てオンラインが楽しめたわ!」と言ってもらえたら嬉しいな、と思い、このアドベントカレンダーにノミネートしました!
どうぞ最後までお付き合いください^^
【イベントその1】マジカチJAPAN:リアルだろうが、オンラインだろうが、コンセプトファースト!
1400分のうち、240分はマジカチJAPAN。
freee"マジカチ"meetup! JAPAN TOUR 2020。通称 #マジカチ で知れ渡っている(はず)のコミュニティの年に一度の全国ミートアップイベントです。
マジカチとは、クラウド会計freee、人事労務freeeのユーザーコミュニティです!ユーザーと言ってもエンドユーザーではなく、僕ら自身もfreeeを活用してクライアントさんにサービス提供しているミドルユーザー(認定アドバイザー)です。会計ソフト業界では珍しい、ユーザー自走型のコミュニティです。
そんなマジカチで、11月6日に開催したのが、「MAJIKACHI JAPAN TOUR 2020」でした。
2018年に発足したマジカチ、1周年の去年は、freeeさん本社をお借りして、100名超の規模で開催しました。日頃は地域ごとにミートアップを開催しているのですが、年に一度は全国ミートアップやろうぜ!ということにしています。
そして、2周年の今年は、大阪で開催準備を進めていたのですが…そうです、コロナです…(ToT)必然的に、「開催、、どうしよう。。。」となるわけですが、結果的にはオンラインで開催、140名超が参加し、(運営メンバー的には)大盛況で幕を閉じました。
このマジカチJAPANでは、リアルだろうが、オンラインだろうが、コミュニティコンセプトからぶれない、コンセプトファーストを貫くことの大切さを改めて実感しました。
ーマジカチで大切にしていることがある
マジカチは全国20名超のユーザーが地域リーダーとなって企画・運営しています。マジカチで一番大切にしていること、それは、「コミュニティでの学びを仕事に活かし、クライアントさんへの価値提供につなげていく」ことです。
そのために、具体的には、
①「これぞマジ価値(=マジで価値ある)な事例の発表」
②「発表を聞いて自分事化するためのグループワーク」
③「懇親会でつながりを広げる、深める」
の構成でミートアップを運営してきました。
ーオンラインでもマジで価値あるイベントができるのか?
問題は、②③です。リアルに集まるからこその熱量、そしてそこから生まれる学びやインスピレーション。それが"マジカチ"というコミュニティのいいところ!と思って2年間運営してきたので、準備を始める前から企画メンバーには不安が広がっていました(…よね?)。
でもそこは、やはりコンセプト!
リアルだろうが、オンラインだろうが、コンセプト!
何はなくともコンセプト!
コンセントではなくコンセプト!
オンラインという環境でも、「コミュニティでの学びを仕事に活かし、クライアントさんへの価値提供につなげていく」を体現するにはどうすればいいか?にフォーカスして準備を進めました。
ー具体的にやったこと①:ブレイクアウトルームでえんたくん
「コミュニティでの学びを仕事に活かし、クライアントさんへの価値提供につなげていく」ためのキーワードは"自分事化"。
他のユーザーの事例を聞くだけでは、実際の行動には移しづらい。
そこで、LTのあとに少人数でのグループワーク(えんたくんと呼んでます)の時間を設け、そこで、「自分のこんなところに活きそうだ!」「まずは○○からやってみようとおもう!」などとアウトプットすることで、イベント後のはじめの一歩をイベント中にイメージしてしまえる仕組み・構成で運営してきました。
これは、オンラインでも変わらず、ZOOMのブレイクアウトルーム機能を使えば、少人数でのグループワークは可能だ!ということになり、合計28部屋に分けてのディスカッションタイムを設けました。
ちなみに、僕は、これまでMCをやることが多かったですが、今回は完全に裏方、素人ながら配信環境のコントロールに徹しました!!!
運営メンバーの数人はfreeeさんに集まって進行してました。僕は、freeeさんにモニタ2つお借りして、3画面体勢でコントロール。かなりやりやすかったです!
今回のJAPANがマジカチ初参加、という方も多かったのですが、自分事化ポイントを見つけて、その後のアクションに活かしてくれたメンバーが多かったかな!と実感しています。
ー具体的にやったこと②:ブレイクアウトルームで懇親会
マジカチの懇親会は、ただワイワイガヤガヤやるのではなく、やはり、「この後の仕事に活かすための時間」にするのがコンセプト。
そこで、今回は、登壇メンバーに協力してもらい、ブレイクアウトルーム機能で「登壇者部屋」をつくりました。と、同時に、ゆるく話せる場もつくろうということで、スナックマジカチという、やのママ(笑)主導、テーマ無しのゆるルームもつくりました。
この形式は完全にパクりでございます。6月の #CMC_MAX の #ひまスナ パブクロール形式を真似て構成してみました。ひまスナ参加時に、この形式よいな!楽しいな!と思ったのと、たまたまそのとき、メインルーム・かずはさんが(いきなり!w)一瞬僕にファシリをさせてくれた経験が活きて、マジカチでもチャレンジすることができました!
テーマ別(登壇者ごと)に部屋を分け、時間を区切って運営したことで、より実務にも活きる情報交換ができたのでは?と感じております。
ー1年目の経験が活きた、2年目のコンセプトファースト
リアル開催できた去年は去年で盛り上がったのですが、若干しくじりもあり…それは、「アウトプットファーストを推しすぎた」ことでした。
2020年4月の #CMC_meetup でそのことについてLTする機会をいただきました。↑はそのときのスライドです。
この1年目のJAPAN後、”アウトプットのその先にあるもの”=「コミュニティでの学びを仕事に活かし、クライアントさんへの価値提供につなげていく」というコンセプトを各リーダーが意識的に言葉にするようにし、1年かけてこのコンセプトを育ててきました。
その結果、「難しいかな~」と思われたオンライン開催でも、そのコンセプトを貫き、イベントでの学びや出会いをその後の仕事に活かしているメンバーが実際にいる、というところにつながっているのかな、と思います。
ということで、
やはり大事、コンセプト!
リアルだろうが、オンラインだろうが、コンセプト!
何はなくともコンセプト!
コンセントではなくコンセプト!
※配信時はコンセントも大事!
です!
※ちなみに、イベント自体はZOOM開催でしたが、ZOOM参加が難しい方、リアルタイム参加が難しい方に向けて、その様子はYouTubeでもライブ配信しました!↓のその2も読んで欲しいので(笑)リンクは一番下に貼ります。
【イベントその2】つなサポフェスタ:対談番組こそコンセプトファースト!
そして、残りの1160分が #つなフェス こと、つなサポフェスタ2020。
僕、矢野裕紀は、クラウド会計freeeを中心としたバックオフィスツールの導入・活用コーディネートを生業としています。アカウンティングサポート株式会社(通称 #アカサポ )というひとり会社を立ち上げ活動しています。
このアカサポとは別に、自己研鑽の場としてのスモールコミュニティや、ワークショップ、イベントの企画・運営をしている、つながるサポート株式会社( #つなサポ )も立ち上げて活動しています。
そして、11月に1160分ライブ配信したのが、このつなサポの創立3周年イベント、「つなサポフェスタ2020~オンラインでも一歩踏み出す勇気を贈る~」というオンライントークライブフェスでした。
僕自身、StreamYardはそれまで使ったことがなかったのですが、この #つなフェス で初チャレンジしました。
イベントのコンセプトは、まさにサブタイトルのとおりで、「オンラインでも一歩踏み出す勇気を贈る」でした。
ビビり症で「ここ、踏み出せば成長できる!」ってわかっているのに、なかなか踏み出せない性格の矢野裕紀。
矢野ゆうきなのに、勇気がなかなか出ないんです(笑)
でも、そんな僕でもなんとかここまでチャレンジを重ねて成長してこれたのは、僕の先にチャレンジをしてくれた誰かがいたから。その人に一歩踏み出す勇気をもらえたから。
そういう人はかっこいいし、憧れます!
だから、自分も、誰かに勇気をお贈りできるような存在になりたくて、その第一歩として、このコロナ禍でも、オンラインでもそんな勇気をお届けしよう!と思い立ったのがこの #つなフェス でした。
8組、9名様の、矢野に勇気をくれたゲストの方々をお呼びし、どんな場面でどんな勇気をくれたか、エピソードトークを中心に1回90分の対談番組を9回(+オープニングとエンディングは単独トーク)ライブ配信しました。
…これこそ、企画から運営から、デザインから構成から、ほぼひとりでやったし、心からのコンセプトなので、ここから10,000字くらいは書けそうなのですが、現在12月16日AM4時00分につき、力尽きてきたので、また別の機会に掘り下げたいと思います。
これだけは記しておきたいのは、
やはり大事、コンセプト!
対談番組こそコンセプト!
何はなくともコンセプト!
コンセントではなくコンセプト!
自分が勇気を振り絞れたエピソードトークを聴いてもらい、視聴者さんに疑似体験してもらい、そして、実際に一歩踏み出してもらっちゃう。
ゲストの方との対談に、共感を持ってもらい、何なら感動してもらって、なんと行動までしてもらっちゃう!
このコンセプトを忘れずに、勇気が出ないなら先にチャレンジしてくれている誰かに勇気をもらおう!を伝え続け、駆け抜けた1160分でした!
【まとめ】"オンライン"はあくまで手段!コンセプトファースト!
ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました!
「どんなツールで、どんな段取りで配信してたの?」を知りたかった方、すみません!マインド偏重の記事ですみません!もし手法的なこと、知りたいと言うことであれば、TwitterのDMください!(そのときは、 #つなフェス アーカイブ、全部見たよ!と嘘でもいいので言っていただけると嬉しいです)
で、1400分駆け抜けて思ったのは、「オンラインはあくまでも手段」。
「伝えたいこと、実現したいこと」の世界観があって、それを伝える、実現するための手段としてオンラインでもできるんだ!ということであればオンライン配信をすればいいし、オンラインじゃむしろマイナスなんだ、ということであればやらないほうがいいかと思います。
ただ、やってみないとわからないことのほうが多いし、やっていく中で磨かれていくことも多い、というかほとんどそうだと思います。
テスト配信でも、5分配信でも、何でもいいので、コンセプトを胸に、チャレンジを積み重ねれば、やがて大きな花が咲く!
それが今回の1400分配信で図らずも得たものです!
変な時間帯、変なテンションでの締めくくりですみません!!
#つなフェス は、「いつまでも残しておきたい対談番組」「勇気が欲しいときにふと見たくなる対談番組」になりました!僕自身すでに移動中の耳のお供にして、3周してますw
なので、1つでも良いので見ていただけたら嬉しいです!
感想など、いただけたらもっと嬉しいです!!!
つなフェスはいいから、マジカチ見たい!という方はこちらからどうぞ!運営メンバーの竹市まゆかさんが書いてくれた開催レポで、中ほどにハイライト動画もあります!
↓↓↓
それでは、 #ライブ配信アドベントカレンダー2020 12月16日の回を終わります!次は、「youtoy」さんですね!よろしくお願いいたします!