きっと明日はいい天気
10年前の私に、こんな余裕は全くもってなかった。
それは時間的にも精神的にも。
仕事でお子さんと関わりながら、自分の子育てを振り返って思う。
それでも、こうやってご飯の用意をしてくれる、中学生になった息子を頼もしく感じる。
子どもは確実に成長しているけれど、昨日の続きの今日、今日の続きの明日は、切れ目なくやってきて、実感として成長の節目を感じにくい。
他人が関わることで、時に子どもと離れて、日常とは少し違った生活を送り、他者の眼差しにより子どもの成長を感じられる時間になったら良いと思う。何より、「私もがんばってるなあ」と親御さんが自分自身を労う一瞬が少しでも感じられたらと思う。
そして、親子の時間がより一層愛おしくなることを願う。
『本当に、信頼できる方に預ける安心感で、私自身もいつものように仕事に行かせてもらったけど、なんだか自分も心落ち着き、後でお話聞くのもすごく嬉しかったですし、子どももとても心が落ち着いて帰ってきてくれました』
〜親御さんから〜
この言葉で保育士もまた、頑張れるのです。
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