■vol.270【7月までの全国傾向から】
【市場全体感】
現在までの市場全体の総稼働は【昨年をわずかに上回】っています。
また市場の動向は【昨年と同じく7月より市場客数が増える傾向】となっています。
種別稼働は昨年と比較すると【4P低い、1Pかなり高い、20S高い、5S高い】となっています。
4P部門以外の種別客数が昨年よりも多くなっています。個人的には特に、4P部門とは違い、1P部門の市場客数が増えていることに注目しています。正確には、1P部門の客数が増えている理由というか。
続いて種別毎にシェアが増えている機種を見ていきます。
【4P部門】
「Pエヴァ」「Pリゼロ」「eキャッツアイ」「P炎炎ノ消防隊」「PAコマコマ倶楽部坂本冬美」「PA大海物語5アグネス」が平均シェアを超える推移となっています。
上記より現在も、「Pエヴァ」「Pリゼロ」の2機種が市場客数を牽引していることがわかります。しかしながらよくもわるくも、現在は多くの店舗が‘この2機種のみに注力’しており、逆にそれ以外の機種が疎かになっているように感じています。
市場にはこの2機種以外にも当然、多くのお客様がおられます。今回はその中でも市場において安定したシェアの機種をピックアップしています。
【20S部門】
「Lからくりサーカス」「S沖ドキGOLD」「Sマイジャグラー5」「SGOGOジャグラー」が平均シェアを超える推移となっています。
スロット部門のシェアを牽引しているのは「L北斗の拳」「Sカバネリ」です。今回ピックアップしているのは‘市場のシェアが増えている機種’のため、前述の機種には名前が挙がっていません。つまり、同2機種はシェアが下がってきているということです。
こちらも母数の多い機種のみに注目するのではなく、ホールには様々なお客様がいることを念頭におきつつ、営業を組み立てていきたいと考えています。
【PS新台】
1月新台
2月新台
3月新台
4月新台「P炎炎ノ消防隊」
5月新台「S炎炎ノ消防隊」
6月新台「PA銀河鉄道999」
7月新台「eキャッツアイ」「PA大海物語5アグネス」「Lからくりサーカス」「Sgoジャグ」
「PAクィーン」「S織田信奈の野望」「S戦国恋姫」「Lバイオハザードヴェンデッタ」
が平均シェアを超える推移となっています。
最新機種やメイン機種の動向はもちろん注目ですが、「PAコマコマ倶楽部坂本冬美」「eキャッツアイ」「P炎炎ノ消防隊」「S炎炎ノ消防隊」「S戦国恋姫」など、メイン機ではないため、注目度が低くなる機種にこそ、注目しておきたいと思います。これらの機種は差別化要素としての意味合いが強くなります。また、今後は‘ロイヤルカスタマーの育成’に注力される風潮になることが想定されるためでもあります。
では本日もさっそく行きましょう!
(パチンコ新機種)
(スロット新機種)
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