■vol.113【ゴブスレの勝ち】5月メイン商品⁉「Pゴブスレ」VS「Pギアス」
(※抱き合わせ問題、予算不足問題があることは重々承知していますが、ここでは純粋な機種評価とさせていただいておりますことをご了承ください)
Pゴブスレ評価「かなり高め、P七つの大罪と同水準か」
Pギアス評価「悪くないが、同系統スペックであればゴブスレの勝ち」
―Pゴブリンスレイヤースペック
PゴブリンスレイヤーJGZ
販売台数|10000台
玉単価|2.15円
TY|7900
MY|21500
大当り確率|1/319.6
RUSH突入率|約60% ※引戻込
RUSH継続率|約90% ※引戻込
通常時(特図1)
10R|1,500個|51.5%
10R(時短70回)|1,500個|48.5%
RUSH中(特図2)
10R|1,500個|30%
4R|600個|21%
2R|300個|49%
―Pコードギアススペック
Pコードギアス反逆のルルーシュ3V
販売台数|20000台
玉単価|2.0円
TY|7500
MY|20500
大当たり確率|1/319.7
RUSH突入率|約60%
RUSH継続率|約90%
通常時(特図1)
9R|920個|75%
3R|25%
RUSH中(特図2)
10R|1,025個|50%
5R|500個|25%
3R|290個|25%
―両機種比較
【VSスペック】
スペックは大枠では両機種(突入60%)(継続90%)タイプとなりますが、遊技上の仕様はそれぞれ異なっており、「Pギアス」はシンプルに当たれば60%で右打ち突入タイプとなります。対して「Pゴブスレ」は52%は右打ち直行ですが、外れた場合時短70回(引き戻し率19.5%)なので、合算60%で右打ち突入タイプとなっています。これは現在の人気機種の傾向から「Pヱヴァ15=時短引き戻しタイプ」「Pガンダム=60%一発抽選タイプ」「Pリゼロ=55%一発抽選タイプ」となっているため、好みの問題と思われるが、直近は50%一発抽選タイプの機種が多いこともあり、時短付きタイプの方が若干有利か。
【VS出玉力(MY、TY)】
右打ち継続率は実質両機種90%(Pゴブリンスレイヤーは時短70回込み)となります。平均TYはゴブスレ720、ギアス710となり、右打ちの出玉力は若干ゴブスレが上回っています。そのためMYやTYはゴブスレが高くなっています。また90%内の振分に1500発30%があることも、(大当り回数が取れる高継続スペックならではの)偏った際の嬉しいポイントとなると思われます。そのため、右打ち出玉体感は「Pゴブスレ」の方が高い評価とさせていただきます。なにげに初当りALL1500発あるのもプラス要素として。
【VSコンテンツ】
今回の評価ポイントはココだと思っています。「Pゴブスレ」は新規コンテンツ(4月にSゴブスレがリリースされるため、これがコケると本機の印象もわるくなるが)であり、ここがポイントだと思っているのですが、ギアスと比較して”ターゲットの年齢層が若め”であることは貢献期間に有利に働くことになると考えています。ギアスはどちらかと言えば(ヱヴァ、ガンダム、ルパン、星矢、アクエリオン、北斗の拳、慶次、牙狼)などの世代に親和性があるコンテンツに分類されると思われますが、ゴブスレは(リゼロ、炎炎、ソードアートオンライン)など、比較的若めの世代に親和性があるコンテンツに分類されると思われます。前者は市場に溢れ返っている上に、ナンバリングタイトルの数も多く、すでにコンテンツの飽和状態となっています。そのため、ターゲットとなる世代が異なることに加えて、新規(これからの)コンテンツであることは大きく有利な要素であると考えています。
【VSその他】
あとはシンプルに販売台数の差でしょうか。ギアスは前述したように、溢れ返っているコンテンツな上に販売台数20000台は供給過多と思われます。ここまでは「Pゴブスレ」の評価が高いのですが、同機は藤商事製の商品であり、直近のPS機種の作り込みや実績から、同社の演出や作り込みなど打込み要素に対しては不安が大きくなってしまいます。(これは試打の段階ではどうしても判断できないので、表面上のスペックなどでの判断になってしまいますが…)
―総合評価
Pゴブスレ評価「かなり高め、P七つの大罪と同水準か」
Pギアス評価「悪くないが、同系統スペックであればゴブスレの勝ち」
というのが今回の評価となります。
・突入時のやれる感は飽和している一発抽選タイプではないゴブスレが高評価
・出玉力は総合的には同程度ですが、高継続には相性が良いと思われる1500発30%を搭載しているゴブスレが高評価
・コンテンツはターゲット世代的に飽和しておらず、これからに期待ができるゴブスレの圧勝
が主な評価ポイントとさせていただきます。皆様の機種評価の一助になれば幸いです。
(※抱き合わせ問題、予算不足問題があることは重々承知していますが、ここでは純粋な機種評価とさせていただいておりますことをご了承ください)
P業界の准教授@Pラボラトリー
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