■vol.148【主役は〇〇!】甘デジライトが好調だからこそ考えるべきは〇〇
甘デジ~ライトスペックの貢献予測順位は現時点で
【PAバカボン129>>PAとある119>>PA009 1/89>>PAルパン129>>PA戦国乙女】
となっています。「PA009」がルパン129を超えていることにも注目となります。
「SオーバーロードⅡ」遊技時間、支持率を複合的に見て現時点で貢献予測は
【Sモンハン>>SオバロとL鏡とLヴヴヴ>>SバイオRE2】
となります。再販の噂もありますが、予算と減価償却の視点で慎重に検討していきたいと思います。同機は4月5月のS機が強いため、大きく影響を受ける可能性があります。そうなった場合、減価償却率がさがり結果的に店舗への負担が大きくなる可能性が高くなります。購入を検討する場合は、現在は減価償却を優先した判断(競合対策としては有効ですが)をしていきたいと考えています。
―では6日目の速報結果をみていきます!
各機種6日目の数値を比較
発売日/機種/機種タイプ(支持率/稼働率/4P稼働率)
3/5~Pとある科学の超電磁砲美琴ver.1/119(283%:70.1%:24.7%)
3/5~PAルパン三世2000カラットの涙1/129(259%:63.2%:24.3%)
3/5~PA009RE:CYBORG1/99(209%:51%:24.3%)
3/5~PA麻雀物語1/77(248%:60.4%:24.3%)
3/5~PA真北斗無双3覚醒闘舞1/129(190%:46.4%:24.3%)
2/5~PA天才バカボン1/129(261%:73.6%:28.1%)
2/5~PA戦国乙女レジェンドバトル1/99(245%:69%:28.1%)
2/5~PA宇宙戦艦ヤマト2202 ONLY ONE1/89(199%:56.2%:28.1%)
1/9~PAハイスクールD×D真紅1/99(227%:58.8%:25.8%)
1/9~PA緋弾のアリア~緋弾覚醒編~1/99(259%:66.9%:25.8%)
(※すべて独自調べ)
―S新台「SオーバーロードⅡ」の6日目数値から
各機種6日目の数値を比較
発売日/機種/機種タイプ(支持率/稼働率/4P稼働率)
3/20~SオーバーロードⅡ(237%:85.2%:35.8%)
3/6~S機動戦士ガンダムユニコーン sF(231%:79.6%:34.4%)
3/6~S戦国コレクション5(214%:73.7%:34.4%)
2/20~S盾の勇者の成り上がり(205%:73.7%:35.8%)
2/6~S戦国無双(204%:75.6%:37%)
2/6~S緋弾のアリアⅡ(207%:76.8%:37%)
1/30~Sモンハン(262%:87.4%:33.3%)
1/10~Sモモキュンソード(224%:76%:33.9%)
12/5~LHey!鏡(262%:85.9%:32.8%)
11/7~Sとある科学の超電磁砲(273%:79.7%:29.2%)
10/3~SバイオハザードRE2(272%:81.3%:29.9%)
9/5~Sペルソナ5(255%:78%:30.6%)
(※すべて独自調べ)
―最近の全国傾向から
【市場全体感】全国的な市場客数は昨年と比較して低めに推移中。種別ごとの傾向は4P減少1P減少、20S上昇5S上昇と3月に入ってP部門の客数減少が続いており、最近では5S客数が増減を繰り返しています。4Pはミドル海、甘海が昨年を上回っていますが、それ以外すべて大きく下回っています。20SはRT、Aタイプ以外の客数上昇幅が大きく、それが結果的に全体客数に影響しています。
【4パチ部門】「Pヱヴァ15」「Pリゼロ」「P大海5」を含む海シリーズがを高支持率で推移しており、中でも「Pヱヴァ15」「Pリゼロ」は3月中旬以降、支持率復調傾向となっています。このことから新台準新台からの離反傾向が加速していることが推察されます。
【20スロ部門】「Sカバネリ」「Sディスクアップ2」「Sバーサス」「S新ハナビ」「ジャグラー」が高支持率で推移しています。中でも「SマイジャグラーⅤ」の支持率が上昇傾向となっていることが特徴的です。そのため、ジャグラーの中でも同機を優遇しておくことが効果的な状況と考えられます。
【PS新台】12月新台「S沖ドキGOLD」、1月新台「Pシティーハンター」「Sモンハン」2月新台「P大海5」「PAバカボン129」「P地獄少女3000」3月新台「PAルパン129」「PAとある119」「SオーバーロードⅡ」「Sキングハナハナ30」がシェアを落とさず推移しています。
現在の市場感と新台の傾向です。上記より市場は全体的にダウントレンドの中、PS共通して「メイン機」にお客様が集中(回帰)し、それぞれの種別稼働を支えていることがわかります。新台は「ハイミドル」不調、残っている機種は”少台数”のものが多く、市場への影響は小さい。
スロット部門の全体客数は7月~12月まで上昇が続き20スロ全体客数は昨年を大きく上回っていますが、1月以降徐々に客数を下げています。原因は明確で”新台(スマスロ)の定期的な供給不足”によるものです。しかしながらこれは4月5月に話題機が複数機種、多台数導入されることで再度アップトレンドになる可能性が高いです。
現在好調なのは「甘デジ~ライトスペック」ですが、注力しすぎるとPS高単価部門の売上を下げることになる状況。運用と訴求のバランスを取らないと過去の傾向同様に自滅する可能性が高くなります。
あくまでPS共に”いかに高単価部門の稼働をあげるかが課題”です。好調のP甘デジライト部門も同部門を主役にするのではなく、同部門をフックにして、中長期的、結果的にいかに高単価部門の集客や客単価をあげることができるかを考えるべきです。
P業界の准教授@Pラボラトリー
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