■vol.219【甘デジ回最終と明日のS新機種のこと】
今日もまずは新機種「PA機動戦士ガンダムユニコーンbY」を中心とした甘デジの14日目の各数値チェックです。
14日間の平均は上記に示すように(稼働率46.9%)(支持率196%)となります。同14日目の新機種でこれを超えているのは「PAフィーバー機動戦士ガンダムユニコーン bY」「P麻雀物語47AR1Y」「Pとある科学の超電磁砲 最強御坂VerRVZ」「P戦国乙女レジェンドバトル9YU1Y」「PハイスクールD×D真紅 GCA」となります。今日も先日までと同じ顔ぶれの機種となっています。ここから来月にかけては甘デジ、ライト機種の市場ニーズが上がっていくことが予想されます。「PAフィーバー機動戦士ガンダムユニコーン bY」を含む来月以降の甘デジ・ライト新機種の動向に注目しておきたいと思います。
今日も(昨日はP新機種だった)、来週からのPS新機種の整理と、それぞれに対する個人的な所感を合わせてコメントさせていただきます。今日はスロット新機種を。
「Lパチスロベルセルク無双EV」15000台
C単価3.2円、AT確率1/390、TY500、MY2904。C単価と出玉のバランスが取れたマイルドタイプ。C単価とTY,MYは「L北斗の拳」と非常に近い数値、また遊技層の世代も重なる層が多いと推察されるため、本機と北斗遊技層は一定のシェアを取り合うことになることが想定されます。その場合、現状までの実績から「L北斗の拳」が優勢になるのではないかと考えられます。
「Lパチスロにゃんこ大戦争MK」10000台
C単価4.7円、AT確率1/587、TY919、MY4000。直近の超高単価・高射幸の「Lゴブリンスレイヤー」「Lヴァルヴレイヴ」と近いC単価と出玉のバランス。同3機種の中では最も5号機「凱旋」「旧ハーデス」に近い作りとなっています。直近の超高単価機種の推移をみる限りでは超高単価市場はすでに飽和気味であるように感じます。その中でどのような動きをするのかに注目しておきたいと思います。
「Sメイドインアビス」7000台
C単価2.7円、AT確率1/287、TY331~559(※RUSH選択可能)、MY2225。C単価と出玉のバランスが取れたマイルドタイプ。販売台数もスロット市場のアップトレンドとコンテンツ力を加味すると少ないことは魅力。しかしながら遊技客層と単価帯を考慮すると「Lソードアートオンライン」とシェアを取り合うことが懸念されること、またその影響により、(C単価が低いため)減価償却期間も長くなることが懸念されます。細く長く顧客ニーズが残る機種になるのかに注目しておきたいです。
「S真天下布武」5000台
C単価3.0円、AT確率1/374、TY507、MY2544。こちらもC単価と出玉のバランスが取れたマイルドタイプです。懸念点は出玉獲得までのゲームフローが複雑なこと、またTY2544と低めに設定されていることから、少出玉×初当り多めで遊ばせるタイプであり、このような少出玉タイプは直近の「Lソードアートオンライン」の急降下を見る限り、幅広く今のユーザーに受け入れられるかは疑問です。また6.5号機であること自体も遊技意欲の低下につながるのではないでしょうか。
「Sちゃぶ台返し」1500台
C単価3円、AT確率1/240、TY345、MY2310。かなりマイルドになった「沖ドキ」タイプです。このようなタイプはブランド(沖ドキであること自体)による遊技動機が強いのではないかと考えています。少台数かつこのようなタイプにしてはマイルドな仕様なことには注目しておきたいと思います。
「SコードギアスCC&カレン」5000台
疑似BR+超低純増ATタイプ。C単価2.2円、BR合算確率1/198、MY1792。前作同様、疑似BRを引き、超低純増(0.1枚/G)のAT中に再度疑似BRを引くことを繰り返していくタイプ。MY1792と非常に低いタイプであるため、メイン機とはならず、メイン機の補助(遊技待機や空き台待ちニーズ)としての役割となりそうです。粗利は取れないタイプであるため、そのように割り切って考える必要があると思われます。スロット部門全体の市場ニーズ上昇とともに(RT)(Aタイプ)のニーズも上昇しているため、これからのスロット部門には必要なタイプの機種であると思われます。初動は低くなることが予測されますので、長期的、総合的に推移をみていきたいと思います。
「L北斗の拳(再販)」3000台
「S甲鉄城のカバネリ(再販)」5000台
同2機種はともに高い実績の機種であるため、増産時は広告宣伝量を増やし、(高くなることがわかっている)顧客ニーズへの訴求を行っておきたいと思います。
―この中で特に注目は!!!
「Lにゃんこ大戦争」
「SコードギアスCC&カレンver.」
「L北斗の拳(再販)」
「Sカバネリ(再販)」
で、それぞれの注目している理由は
【Lにゃんこ大戦争】
同タイプのような“超高単価超高射幸機”は、その市場に十分な客数がいるのか?また顧客ニーズが上がるタイミングか?がポイントだと考えています。しかしながら(他、超高射幸機の稼働はそこそこ程度)(6月は高射幸高単価市場の顧客ニーズ逓減の時期)であることを考慮した場合、同機のニーズはやはり低くなることが懸念されます。その中で現在スペック面で“5号機凱旋、旧ハーデスと最も近い作り(といわれている)”同機がどのような動きになるのかに注目しています。
【SコードギアスCC&カレンver.】
初動は低い(貢献週も短くなる可能性)が、細く長く、S高単価メイン機を補助する役割として。どのような動きとなり、顧客ニーズをつかむのかに注目しています。ポイントは“高単価機とシェアを奪い合うことにはならない機種“であることだと思います。どちらかというと「ジャグラー」寄りのポジションとして生かすことで「S全体ピーク=高単価ピーク+ジャグラー、本機などのピーク」とし、全体ピークを底上げするイメージではないでしょうか。
【L北斗の拳(再販)】
【Sカバネリ(再販)】
同2機種はすでに“市場から高い評価を得ており、顧客ニーズが高いことが事前にわかっている機種”です。高稼働することはわかっているので、同2機種に対しては(如何に事前の広告宣伝ボリュームを上げ、顧客ニーズを高めておけるか)が注目だと考えています。
P業界の准教授@Pラボラトリー
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