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■vol.245【2023年半年経過を振り返ってみる(2022年と比較してみる)】
ではまず12日目の速報値から!
さっそく行きましょう!
(パチンコ新機種)
![](https://assets.st-note.com/img/1688214753563-jBsWiOop1M.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1688214756547-9yaVzGmRCI.png?width=1200)
ー2023年と昨年2022年の(1月~6月全国推移データ) より
以下は【全種別】における今年2023年と昨年2022年の(1月~6月全国推移データ)です。
![](https://assets.st-note.com/img/1688214819227-3l4g1d9onS.jpg?width=1200)
全種別を俯瞰して見た場合
・総稼働はほぼ変わらず(市場客数はかわらず)
・台売上上昇(総売上は大きく上昇)
となっており、
特徴として
・玉/C単価上昇
・ベース下がっている
・利益率が下がっている
・勝率が下がっている
であることから、総合的に考えると、
【お客様の投資速度が上がっている(ベース減、単価増)】
【リピート率減少の可能性(勝率が下がっているため) 】
であるという仮説を立てることができます。
課題は
・玉/C単価の上昇によるリピート率の減少の懸念
であり、解決するための仮説として
【客滞率、勝率アップ】
と考えることができます。次項で「4P部門」「20S部門」それぞれをみていくことで課題解決のための方法を検討していきます。まず4円パチンコ部門から
![](https://assets.st-note.com/img/1688214807947-MGr3jZ9oLV.jpg?width=1200)
4円パチンコ部門の傾向を大きくまとめると
・稼働減少
・台売上減少
・台粗利減少
となっており、
特徴として
・玉単価上昇
・玉利上昇
・ベース下がっている
・勝率が下がっている
であることから、総合的に考えると、
【遊技時間減少(玉単価が高くなっているため)】
【リピート率減少の可能性(勝率が下がっているため) 】
であるという仮説を立てることができます。
課題は
・玉単価の上昇による遊技時間の減少
・リピート率の減少の懸念
であり、解決するための仮説として
【スタートアップによる客滞率、勝率アップ】
ですが、この解決ためには店舗側が予算調整を行う必要があるため、改善には根本的な構造改革が必要であるといえます。続いて20円スロットは
![](https://assets.st-note.com/img/1688214823393-HgyrSjgZsl.jpg?width=1200)
20円スロット部門の傾向を大きくまとめると
・稼働上昇
・台売上上昇
・台粗利上昇
となっており、
特徴として
・C単価上昇
・C粗利上昇
・ベース下がっている
・勝率は変化無し
であることから、総合的に考えると、
【遊技時間上昇(射幸性が高くなっているため)】
であるという仮説を立てることができます。
そのため課題は
・射幸性以外の要素による勝率アップが必要
であり、解決するための仮説として
【機械以外の営業努力による客滞率、勝率アップ】
です。このためには店舗側が機械以外の要素を営業に取り入れる必要があります(機械依存営業からの脱却のための努力が必要であり、それを行わない場合、機械を多く保有する店舗が有利な状況が続くことになる)。
ー課題解決のために
◎全体まとめ
・PS市場全体の総稼働に変化無し
・PSともに玉/C単価が上昇している
・PSともに玉/C粗利が上昇している
◎課題
・4円パチンコの客数減少(上記より、P⇒Sへの移行が進んでいるため)
・客滞率の低下によるPS稼働の低下(玉/C単価と玉/C粗利があがっているが利益率は変わっていないため)
・勝率の低下によるPS稼働の低下(玉/C単価と玉/C粗利があがっているが利益率は変わっていないため)
◎解決仮説
【客滞率、勝率アップ】の考え方を中心として
4円パチンコは
長期的な予算編成を行うことで、玉粗利を下げる営業が必要であり、現在の「Pエヴァ」「Pリゼロ」など主力機を始め、海、甘デジなど長期型運用機種の玉利安定を行う。また第3、4の準主力機を育成していく必要があります。
20円スロットは
機械(射幸性、設置台数)に依存した営業を脱却する必要があります。そのためには現在のイベント偏重型営業から、(時間がかかりますが)イベントがなくても設定がはいっていると認知していただく必要があります。
前回までのnoteでアクションプランを共有していました。今回の振り返りを踏まえても、大きくアクションプランが変わることはなさそうです(ということは市場の大きな動向はかわっていない…)。
P業界の准教授@Pラボラトリー
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