■vol.116【超新台速報2日目!】できることからコツコツと。
―さっそく「P地獄少女覚醒3000ver.」の2日目数値から
2日目の客数支持率を他機種の2日目と比較してみます
(機種名 支持率 稼働率 当日の4パチ平均稼働)
「P地獄少女3000ver. 2/20~:405%:71.1%:17.6%」
「P北斗無双4 2/6~:308%:63.8%:20.7%」
「Pダンベル何キロ持てる 2/6~:317%:65.7%:20.7%」
「P牙狼ゴールドインパクト:420%:69.5%:16.5%」
「P花の慶次3黄金一閃:369%:61%:16.5%」
「Pモンキーターン6:286%:49.1%:17.1%」
「Pワンパンマン:414%:71.1%:17.1%」
「Pゴジエヴァ:422%:76.3%:18.1%」
「Pシティーハンター:361%:71.9%:19.9%」
(※すべて独自調べ)
比較対象機種の中では「Pゴジエヴァ」が最も近い数値(当日の4P平均稼働などの条件も)となっています。「Pゴジエヴァ」は現在9週貢献中となり、おそらく来週10週目で貢献終了となる見込みであることから、「P地獄少女覚醒3000ver.」も同様に10週前後の貢献が想定されます。しかしながら、本機は販売台数5000台と少な目であること、また3月はPSともに強力なタイトルがないことにより本機の稼働貢献が伸びる可能性が考えられます。
スペックは
RUSH突入率|60%
RUSH継続率|約75%
通常時(特図1)
10R×2(RUSH突入)|払出3,000個|20.0%
8R(RUSH突入)|払出1,200個|40.0%
8R(0回)|払出1,200個|40.0%
RUSH中(特図2)
10R×2(RUSH継続)|払出3,000個|33.3%
10R(RUSH継続)|払出1,500個|66.7%
MY|21500
と直近で多く見かけるタイプとなっています。主に「Pビッグドリーム3」が最も近く「P花の慶次3黄金一閃」「P大開王」なども近いタイプに分類できます。残念ながらこのようなタイプに中長期貢献が期待できるものはなく、本機もこのあとの稼働が懸念されます。
主な他機種は
「P大海物語5:3週目」
変わらず「P海物語E」「P沖海5」を超える推移が続いており、P海の中で最も長い貢献が予想されます。
「P北斗無双4:3週目」
変わらず5~9週の貢献予想となります。
「Pダンベル何キロ持てる:3週目」
100%突入で右打ちの出玉力は最近の「ハイミドル」機と比較して見劣りします。それにも関わらず、「P北斗無双4」「P慶次黄金一閃」や他機種と比較して長い貢献が見込まれます。これは昨年の「P七つの大罪」と同様、スペックの差別化による影響も、貢献が伸びる要因ではないかと考えています。
「PAバカボン:3週目」
販売台数が少ないため、ライトミドル部門全体への影響はみられません。本機のスペックなども大きな要因の一つですが、現在、全国的な傾向として「4P甘デジ」「4Pちょいパチ」「1P全般」などの【低単価部門】も平均稼働が上昇しています。本機の好調は低単価遊技層が増えていることの象徴ではないかと考えています。
「Pヱヴァ15:現62週目」
「PReゼロ:現59週目」
「PガンダムUC:現82週目」
両機種、先週月曜日と比較して遊技客数で概ね95~98%程度の減少が確認できます。今週は大型入替が無かったためか、減少幅は小さくなっています。
「Pゴジエヴァ:現10週目」
今週で貢献終了見込みとなります。前回の新台で大きく影響を受け大幅に貢献期間が短くなっています。供給過多
「Pアズールレーン:現12週目」
大きく変わらず(14~16週)貢献見込みとなります。新規スペック、MYはハイミドル最高値、台数の少なさなどが主な要因か。
―続いてS新台「S盾の勇者の成り上がり」
2日目の客数支持率を他機種の2日目と比較してみます
(機種名 支持率 稼働率 当日の20スロ平均稼働)
「S盾の勇者の成り上がり 2/20~:297%:71.7%:24.1%」
「S戦国無双 2/6~:271%:71.6%:26.3%」
「S緋弾のアリアⅡ 2/6~:275%:72.%:26.3%」
「Sモンハン1/30~:380%:81%:21.3%」
「Sモモキュンソード1/10~:273%:74.8%:27.3%」
「LHey!鏡12/5~:362%:81.5%:22.5%」
「Sとある科学の超電磁砲11/7~:349%:73.5%:21%」
「SバイオハザードRE2 10/3~:369%:77%:20.8%」
「Sペルソナ5 9/5~:337%:76.5%:22.7%」
「S閃乱カグラ 8/22~:385%:73.3%:19%」
「Sフェアリーテイル 8/1~:472%:84.6%:17.9%」
(※すべて独自調べ)
2日目数値より、8~10週前後の貢献予測となります。直近の機種の中では「S緋弾のアリアⅡ」が最も近い数値(当日の20S平均稼働などの条件も)となっています。「S緋弾のアリアⅡ」は現在2週貢献中となり、おそらく8~10週で貢献終了となる見込みであることから、「S盾の勇者の成り上がり」も同様に8~10週の貢献が想定されます。しかしながら本機は販売台数7000台と少ないこと、また最近の低単価トレンドにより、若干稼働貢献が伸びる可能性も考えられます。本機はAT確率1/298、公表MY2170と当たりやすい少出玉タイプとなります。このような極端に初当り回数に比重を置いたタイプが現在の市場でどのように評価されていくのか興味深い機種となっています。
「S緋弾のアリアⅡ:3週目」
変わらず7週前後の貢献予測となります。
「S戦国無双3:3週目」
変わらず8~10週貢献予測となります。
「Sモンスターハンターワールドアイスボーン:現4週目」
3週目以降で遊技時間の落ち幅が大きくなり始めており、22日目経過時点でそれぞれの機種を比較した場合、貢献予測は
【SカバネリS新鬼武者S犬夜叉>>Sモンハン>>L鏡Lヴヴヴ>>SバイオRE2】
となります。前述のように「Sカバネリ」「S新鬼武者」と比較して落ち幅が大きいことが気になります。
「LHey!鏡:現12週目」
「Lヴァルヴレイヴ:現15週目」
「Lヴヴヴ」と「LHey!鏡」の遊技時間が逆転しています。「Lヴヴヴ」は他に類似機が無い環境ですが、「LHey!鏡」は比較的C単価が近いものも多くなっており、遊技客が分散しているのではないでしょうか。
「Sカバネリ:現34週」
「SバイオRE2:現21週」
前週対比で客数の変化はありません。
「S新鬼武者:現29週」
前週対比で客数15%程度の減少が確認できます。長期貢献が見込まれる機種の中で最も影響を受けています。今後の推移に注目となります。
―最後にひと言
皆様のホールにおかれましても中古機は予算の関係上、購入が困難な店舗が大半となっています。なので購入の是非は別としても、今は【甘デジ、1Pなど低単価市場がアップトレンド】となっています。同部門が伸びていない店舗は運用チェックも行っておきたいところです。お客様の流れに合わせて、できることをコツコツと積み重ねていきたいと思います。
P業界の准教授@Pラボラトリー
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