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ペガサスとギリシア神話と、当時の人々とDALL-Eとわたし
ChatGPTが気軽に画像生成してくれますよね。
今回は、いままでほとんど触れてなかったDALL-Eをば。
DALL-Eは商用利用やら著作権云々やらの関係で、お仕事では使いづらい印象があったのであまり使ってなかったのだけど……気楽に遊ぶ分には楽しいっすねー。(じゃあAdobe Fireflyが使いやすいかというと、別にそういうわけでもないのだけれど)
いずれにせよ画像生成はあまり慣れていないので、遊びながら触れていこうかと思います。
というわけで、
以下DALL-Eの画像を貼ったりしますので、あらかじめご承知おき下さい。
そして、「こういうプロンプトを用いるとこんな生成できますよ!」という類の記事じゃなくて、
DALL-Eド素人のぼくが貼るようなものですから、そのあたりはなんというか、こう、
ワードアート丸出しのPOPとか、ビカビカしたHTMLホームページみたいなカンジだと思います。例えが古いな。
いわゆる「ダサいパワポ」状態かと思いますが、
何卒。
さて
ソフィーの世界で哲学者ヒュームの章に触れていると、「複合観念」という話が出てきます。
これは「単純観念」、つまりぼくらが普段、自然から受ける基本的な感覚……を、
複数組み合わせたものが、「複合感覚」というそうです。
「リンゴは赤くて丸いよね」みたいなカンジ。「赤い」「丸い」といった単純観念が組み合わさって、「リンゴ」という複合観念になる。
一方で、ペガサスや天使といったものは、ぼくらの「こころがでっち上げたもの」と文中で言われている。既知の単純観念(翼と馬、翼と人、など)を組み合わせて作り上げた複合観念だ、と。
人は架空の生物を創造(あるいは想像)する際も、知己の概念を再構築して生み出すのじゃよ、ということ。
そして、「これはあかんやつや!」とヒュームは仰っておるのですね。真実や真理と架空のでっちあげやファンタジーは、哲学者としてはちゃんと区別しておかねばならんのです。(当時はまだ、天使の存在も信じられてたんだろね)
ただ、物語や神話として考えるならば、ちゃんと事実と分けて考えるならば、
この「複合観念を作り上げる」のって、面白い試みであるよね、とぼくは思うのです。みんなそうでしょ?好きでしょ??
創作ってまったくのゼロから作り上げるのはとても難しいし、まったくのゼロから作り上げた創作って、ほかの人の共感を得辛いですよね、きっと。
知己の概念を利用して想像できないからね。
例えば、
古代ギリシアに馬はいました。サイはどうでしょうか。
馬とサイはどちらも分類としては奇蹄目となり、まあ、人と馬よりは近い存在であると言えます。
サイはギリシア神話には登場しないようなので、少なくとも牛や馬、犬やヘビやニワトリよりは身近ではなかったと考えられます。
そのため、古代ギリシア人が「神話には翼の生えた馬が登場する!」と想像することはできても、「翼の生えたサイ」を登場させることは難しかったわけです。概念が伝わりづらいですしね。
現代の日本人の多くはサイの想像をすることができますので、想像力次第ではあたまのなかに「サイのペガサス」を思い浮かべることができる人も、まあ一定数いると思います。どうでしょう?できます?
こういうキメラ考え始めるととても面白くて、ついついいろいろ想像しちゃうんですよね。たのし。
というわけで、注文をいくつかDALL-Eにて生成して貰ったよ!みてね!
というのが、今回の雑記。ここまでの話は……まあ、ハッタリですね。さすがに生成された画像だけ貼っていくのもどうかと思って……。
最初に書いたとおり、「画像生成における、質のよいプロンプト」みたいな話では一切ござりません。すみません。
以下。
寛大なこころでお付き合い頂ければ幸いです。
アルパカのペガサス
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アルパカは馬っぽいかなと思ってペガサスにしてみたのですが、よくよく調べるとサイの方が馬に近い種なんですね。勉強になります。
ダチョウの翼を持つアルパカのペガサスなので、空は飛べません。草原を疾走します。ペガサスとは。
キジバトのグリフォン
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グリフォンは鷲の頭部と翼、ライオンの胴体を持つギリシア神話の獣ですね。
鷲もライオンもあまり見かけないので、日本でそこらにいる身近な生き物に置き換えてみました。キジバトとネコのグリフォンです。
前足がハトだともっとよかったのですが、まあいいか。
日本でもしグリフォンが想像されていたら、このような姿だったかも知れないわけですね。
雄々しい姿ですが、民家の塀の上とかにいそうなサイズ感だと思います。
ポッポー。
サイのペガサス
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というわけで、前述したサイのペガサスはこんなカンジでした。
たてがみと尻尾にウマ感が残っており、全体的にサイにしてはシュッとした印象です。馬に寄ってますね。
ふつうのペガサスより硬くて強そうです。
ポメラニアンのケルベロス
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はい、今回はこれを見てもらいたかっただけです。
それ以上でもそれ以下でもないっす!!!
これは……地獄の番犬……! うちの番犬になってほしい……っ!!
これを見てもらいたかっただけです。
二回言いました。だいじ。
かわいい……。
ポメラニアンがかわいすぎるので、しばらく「波乗りをするポメラニアン」を眺めてお過ごしください。
浮世絵風ポメラニアン
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こういうTシャツありそうですよね。ほしいです。3000円くらいあれば作れますよね……。
いやー、ポメちゃんは文字通り、絵になりますなぁ……。かわいい。
アール・ヌーヴォ風ポメラニアン
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ぼくは主線がはっきりした、二次元感のある絵が好きみたいなのです。詳しくはないのですが、例の画家さんの絵はすげー素敵やなぁ、と思っております。
(若い頃にデパートでやってた展示見に行って、絵を買わされそうになって以来、ああいうとこ行かなくなった懐かしい思い出)
エコバッグとか欲しいですね。3000円くらいあれば作れるかな……。
江戸時代の画家風
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墨を用いたようなダイナミックな雰囲気ですが、まあやっぱしかわいいですね。モノトーンの絵なので、ポメちゃんの色調もちょっと独特の雰囲気。
床の間とかに飾っておきたい一枚。ないですけどね、床の間。
というわけで、ポメちゃんシリーズでした。
最後に、かっこよかった「ブロンズ像」シリーズをば。
アルパカのペガサスのブロンズ像
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台座がいいっすね。
TRPGで、こういうフィギュアコレクションみたいなのありますよね。
ボードゲームのコマとかでも使えそう。かっこいい。
ポメラニアンのケルベロスのブロンズ像
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これは……残念ながらかわいくないし、とはいえ微妙にかっこよくもないですかね……。
玄関とかにこういう置物置いてそうです。シーサーみたいなやつ。
お土産屋さんにありそうな雰囲気をちょっと感じます。
そして、これまでの流れとまったく関係ないやつで最後にいたします。
きららジャンプするニーチェのブロンズ像
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はい、お疲れ様でした!!
本当にここまでの流れ全く関係なくてたまげるな!
そして楽しそうでいいよね。ニーチェ。
いやー。
DALL-Eでできること、ちゃんと覚えよう……。
(あ、SORAもさわってみたけど、まだなんもなんもだ!こちらも少しずつ触れる!)