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遅いけど、気づいてよかった
わたしは他人を前にするとついつい、いい人になってよく笑う人になる傾向がある。
と、思っていた。さらに
他人の前でいい人でいなければいけないと思い、そうしてきたら、いい人でいるレールができる。今の自分はレールの上にいると自覚できていればいいけど、いつの間にか自分がどこにいるのかわからなくなる。そうすると危険。
吐き出されなかった本音が溜まって溜まってドッカーンと爆発するか、こころが固まって動かなくなる。わたしのこころは動かなくなっている、感じなくなっている。
それで、物分かりの良い人、愛想のいい人になっていた。
とも思っていた。
でも、そうじゃなかったみたいです。
もともとこころが動かなくなる相手というのがいて、そういう人にもいい人でいようとしていたために、よく笑う人になっていたんだと思う。
問題は、それに気がつくのがとても遅いということ。もう、年単位で!気を使い続けてしまう。
今年になって、そんな関係だと気づく人が数人いて、どんどん離れるようにしている。
最近身近に、実はほとんどの部分で共感も理解もできない人がいることに気づいて、今まで気づかなかったことに驚いた。日々の疲れの原因はこれだったのか…。
分かっただけでもよかった。気が楽になった。
どんな人の前でもこころを動かさないといけないとは思わない。
自覚があって、この世を生きるためのスキルとして、動かさないことや愛想笑いはよいかもしれない。
でもなるべくなら、こんなスキルを使わない関係の中で生きていきたい。
わたしは、それを願っているし、これからはそうしていこうと思ったわけです。