おちついてドライヤーをかける
なにかをしなきゃ
ちゃんとしなきゃ
と焦るときって、力んでる。
焦っても、手は早くならないし、寝つきが良くなるわけでもないし、欲しいものは見つからない。
そんなときは
なんにもしなくていいよ
おちつけおちつけ
と自分に声をかける。
ほっとして変な力が抜けて、元の場所に戻れる。
自分の中の力を感じ始める。
すると、たいていのことはうまくいく。
髪のセットもそう。
髪を濡らしてから、なぜだか大慌てでドライヤーをかけていた。欲しいところのボリュームは出ず、いらないところがふくらむ。
雑な仕上がりにガックリする。
最近は、ドライヤーを当てる前に「おちついて」と声をかける。
わたしは濡れた髪がぺたんとしたまま乾いてしまうのがイヤで、慌てていたんだと気づいた。
乾いたら、また濡らせばいいのに。
でも、再度濡らしたことはない。取り越し苦労だった。
丁寧にドライヤーをかけていると、ふんわり優しい髪型になる。
丁寧な暮らしってこういうことなんだなあと、ちょっとだけ分かった気がする(о´∀`о)