捨てない、収納する
ミニマリストになるーー!!と鼻息荒くしていたくせに
今のわたしは、もう物は捨てない、収納を考えよう、に方向転換した。
ものを捨て始めると、止まらなくなる。
メルカリで売れる経験をすると、なんでも売りたくなる。そんなこんなでたくさんの物を手放した。
ライブグッズも売り払った。棚がスッキリしたのはいいけど、思い出まで売ってしまったようで、こころが寂しい…
手放すことで本当の自分だけが残る、と思っていたけど、わたしは自分まで手放してしまった気がする。
今までのわたしは、買いすぎていたんだと思う。
そんなつもりはなかったけど、本当に欲しいものかの見極めが甘かった。
それから、買ったものを愛でることもしていなかった。
もったいないことをしていたなあ
収納については、洋服をもっとゆったりとタンスに入れてあげたいと思ったから。
収納を減らそうと頑張った結果、少ないスペースにぎゅうぎゅうに詰め込むという、何か間違った方向に行ってしまっていた。
夏に裏の家の持ち主が続けて亡くなり、空き家になった。不動産屋さんに引き渡されて、家の中のものは1日で空っぽになった。家の前の柿の木もビワの木も金木犀も切られて、コンクリになった。
持ち主はいなくなったら、あっけないものだ。
じゃあ、持っていてもいいじゃないか、とわたしは思ったのです。
わたしは死んだら、わたしの持ち物は全て、ゴミになる。それなら生きている間、わたしと共に生きていけばいい、あわてて手放す必要なないぞ、と。
もちろん、買うときはよーく考える。買ったら大切に扱う。ゆったりと収納できる範囲で持つようにする。
勢いでぽんぽん捨てない(後悔することが多い)。
しばらく保留にする。
収納を考えていたら、あの中をこう片付けて、あそこのあれをあっちに移して…とアイデアが出てくる。
そもそもなんであれをあそこに入れてんだ?という疑問も出てくる。
過去の自分の行動が面白い。
こうして、自分の生き方の土台が定まっていくのがうれしい。
土台が安定したら、もっと自由になれるんじゃないかな。
では、また