034.熱い夏。高校生の青春
梅雨明けしました。
今日は暑くて熱い日。
わたしは、高校の女子の部活のトレーナーをしていて、今日は大会でした。
午前中は、20分ほど朝寝をして、コンポストの一次発酵と愛車の車内の掃除をした。
午後からは大会の応援に行く。そんな日の午前中はいつもなら、なにもしない。
なのに、今日はなぜか元気。やりたいことを全部できている。
元気なのはうれしいはずなのに、なぜか不安になる。あとで不調になるんじゃないかと。こればっかりは分からない。
なら元気なときには動いておいた方がいいよね。
午後は暑い暑い中、応援。
背中で、汗が滝のように流れ落ちる。
本当なら今まさにインターハイの時期。
でも、今年はインターハイがない。
梅雨明けの空は、インターハイを思い出させた。
そうだ、あのときは、いつもこんな強烈な太陽とでっかい空が見えた。
インターハイがないのは残念。でも、わたしとってはなにも変わりはない。
どちらも高校生の青春。
勝敗はもちろん大事なんだけど、勝っても負けても感動する試合がある。
そんな輝いた瞬間に立ち会えるチャンスをもらえていることに、今も不思議な気持ちになる。
だって、わたしは運動も日焼けも嫌いだし、勝ち負けにも興味がないから。絶対にこの場にいるような生き方をしない予定だった。
でも、挑戦している彼女たちをみていると、涙が出る。
たまらなく感動する。胸が震えるとはこのことなんだ。
暑い夏も寒い冬も毎日毎日、練習、練習。
できない自分、弱い自分を突きつけられ、短い期間で克服していく。
彼女たちの成長は早い。
引退する頃には、ちゃんと自分で考える力がついている。
わたしが一生かけて取り組むようなことを2年半くらいでやってしまう。
高校生の間にここまで到達したら、これからの人生、さらに新しい世界に行けるなあ。すごい時短。
引退という終わりがあるからできるのかもしれないな。
ちょっとだけほんの少し、羨ましくなることもあるけど、わたしはわたし。
彼女たちの成長の一助になれるようにこれからもわたしの得意なことをがんばっていこう。
そもそもわたしが、今のトレーナーをやり始めて今まで続いていること自体、わたしにとっての挑戦なわけだし。
こうして近くで毎年毎年進化を見せてもらえていることは、ありがたいし、お徳だ。
来週も試合がある。
暑さ対策がいちばんの重要事項。
その前に、明日はラフターヨガをしてきますよ。
笑いは彼女たちの大きな力になるから。