朝のコーヒーを緑茶に変えてみたら。
5時前に目が覚めてしまった。
二度寝が出来ないほどのサッパリした目覚めだ。
とりあえず、湯を沸かした。
いつもならばここで、コーヒーを入れるのが定番。
朝一杯のコーヒーを飲み、目を覚まして活動を始める。
素敵だし、大好きな朝の始め方である。
コーヒーと合わせて、パンにジャムでも塗ろうかと思ったが、ふと冷蔵庫を開けると、
地元産の小さめきゅうり、山形産のさくらんぼ。
あぁ、これが食べたいな。
じゃあコーヒーではなく、緑茶にしよう。
緑茶はじいちゃん家の近くの茶畑で採れた物を。
旨味は強くないから80℃位のお湯で、梅雨の朝は少し冷えるからちょうど良い。
きゅうりは金山寺味噌を添えた。
もろきゅうって食べ方はおやつにも酒の肴にもなるのは知っていたが、朝食にもなるみたいだ。
そういえば、最近はブルームきゅうりを見なくなったな。
あれ好きなんだよなぁ。
さくらんぼときゅうりは金沢で衝動買いした、九谷焼きの皿に。
湯呑は合羽橋で買ったお気に入りを。
急須は昔から使ってるものを。
芸術への感度が高いわけではないが、お気に入りの皿を使うと、なんだか幸せになれるので、それでいいのだ。
ここで、ちょっと真面目な話。
日本の食料自給率は37%(カロリーベース)
食べてる物の6割以上は外国から買っているのだ。
コーヒーはほぼ輸入で自給率は0%に近く
一方、緑茶はほぼ国産なので90%を超える。
昨今の問題のひとつ。
地球温暖化。
これの原因のひとつである、排気ガス問題。
基本的に遠い所から運ぶ方が排気ガスが多い。
地産地消は鮮度はもちろん、環境への問題を考える面でも優秀なのだ。
飲み物には少しの食べ物が欲しくなる。
コーヒーを飲む時はパンやビスケットのような洋物と合わせがちで、緑茶だと和物と合わせがち。
当たり前だけど、飲み物に合わせて食べ物は変わるし、逆も然りなのだ。
では、先程の自給率の話を思い出してほしい。
飲み物の自給率だけでなく、合わせる食べ物の自給率を考えると、やっぱりその国の物には敵わない。
決して、コーヒーを批判している訳では無く、もしも何か迷ったときはなるたけ近い物を選ぶ方がいいよね。
って提案です。
もちろんコーヒーも大好きです。
なるたけ近い物をって基準を持っていると、勝手に相性の良い食べ合わせになったりするから面白い。
新鮮な物が多いのも魅力的だ。
地魚、地の米、地の野菜、それに地酒なんかあれば最高。
俺はそんな生活がしたい。
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