愛すべき、焼きトウモロコシご飯🌽
お祭りが好きだ。
地元の小さな祭りで、毎年わたがしを作ってる時に強く夏を感じる。
お祭りと言えば、かき氷、焼き鳥、焼きそば、ラムネ、ビール、、、、などなどあるだろうが、俺は焼きトウモロコシが好きだ。
醤油の焦げた香りと、トウモロコシのジューシーな甘さ、手をベトベトにしたり、歯に挟まるのも含めて最高だ。
今日は、そんな焼きトウモロコシの魅力を、ご飯と共に鍋で炊きこんでみた。
トウモロコシの芯は食べれない物かと色々実験したのだが、並みの労力では無理なので、出汁に使います。
今のところ、このレシピが俺のベスト。
・材料
米3合
トウモロコシ2本
酒大さじ2
塩小さじ1
醤油大さじ1
昆布1枚
昆布はあれば入れるでOK
切り昆布でもいいです。
・作り方
①トウモロコシは剥いて、ひげを別に取っておく。
※茎部分も捨てないで。
②焼く。
網が無ければ、フライパンでも、オーブンでもOK。
③しっかり焼き目をつける。
醤油を塗る前にしっかりと焼き目をつけるのが大切。
茎も軽く焦がすと美味い。
④大きめの容器に醤油を用意し、刷毛で塗って更に焼く。
醤油の焦げる香りがしてきたらOK
この容器に醤油が残ってても後で合わせるから大丈夫。
⑤茎を切り落とし、半分に切る。
茎は後ほど使う。
包丁に慣れてない方は、三個に切っても良い。
⑥縦一列を包丁で切り落として、そっからポロポロと手でばらす。
包丁で全部やっても良いけど、このやり方の方が無駄なく食べれるし、美味い。
けっこう簡単に剥ける。
栄養豊富な胚芽(粒の根本)を食べれるのも良い。
⑦④で醤油入れてた容器に粒を入れ、残ってる醤油と混ぜておく。
醤油のムラをここで無くす。
⑧米を研ぐ。
研ぎ方や炊き方については、ご飯noteで書いたので参考にどうぞ。
浸水はしっかりする事。
水分量るのが面倒なんで、炊飯器で量って土鍋に移すのが楽です。
水+酒でメモリよりちょっと少なめにするとホロホロです。
⑨土鍋に移し、芯と茎、昆布、塩を入れ炊く。
最初は強火で。
⑩沸騰してきたら一回火を止め、芯を取り出し、底についたのを剥がすように混ぜる。
全体の水分量を均一にするイメージ。
コメの炊き方の理屈は、ご飯noteに書いてあるから、気になったら読んでみてね。
⑪取り出した物を戻し、次は弱火で炊く。
湯気の勢いが弱くなってきたら火を消し、昆布を取る。
⑫昆布をなるたけ細く刻み、トウモロコシと混ぜる。
⑬芯と茎を取り出し⑫を乗せて5分以上蒸らす。
火を止めてから、なるたけ早く蒸らしに入ること!
⑭盛り付ける。
具と米が別々でも良いし、混ぜてからでも良い。
・炊きあがり!!
これがうんまいんだ。
甘くって香ばしくって、昆布が良い旨味で。
トウモロコシにしっかり味つけてるから、米は塩分控えめでいけるし、炊きたても美味いし、冷めたら甘さの輪郭シッカリするし。
芯と茎は超いい出汁がでるので、絶対一緒に炊いてくださいね!
茎も一緒に焼いてたから、米にも香ばしさがしっかり移るんです。
・ヒゲも大好きです。
そうそう、大切なことを言い忘れてた。
ヒゲも美味いんですよね。
大好きです。
先の茶色いのを切り落として、そのまま食べても美味い。
粒より甘さは弱いけど、香りは強くってあまーいかおりと青臭い香りがしっかりしてます!!
ヒゲ茶が有名だけど、スープとか、かき揚げにしても美味しいのよ。
もちろん、刻んで焼きモロコシ飯に入れても美味い。
蒸らすとき一緒に蒸らせば十分火が入る。
シャキシャキしてて、香りが良い。
干したものは漢方に使われるほど高栄養。
強い利尿作用がある。
お弁当販売してた頃に、これやったんだけどめっちゃ好評だった記憶。
一度に沢山作るとゆっくり火が入るから美味くなる事が多いんですよね。
今年の夏はお祭り中止になっちゃったから、家で祭り気分を味わう為に、こんなのもありだよね。
家で代わりにやるんじゃなくて、家だからできる事があるはずだし!
おうちお祭りスタイル。
今年はこれで行こうかな。