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【国際結婚】トルコ人彼氏にプロポーズされた夢みたいな1日💍♥️

Merhaba🤍
(トルコ語でこんにちは)

昨年末に結婚した私たちの結婚に至るまでプロポーズについて、今日はお話していきたいと思います🎶

⬇️結婚については話したいことがたくさんあるので、他の投稿もぜひ見ていただけたらと思います😆


「結婚」という話。


友達スタートの関係

私たちはお互い自国に住んでいることもあり、実をいうと交際を始める前からお互いの存在を視野に入れつつ将来のプランを考えていました。笑
夫も私も友達としてお互いのことが大好きだったので、恋愛とはまた別の感覚で将来一緒にいたいと思う気持ちがありました。
この感情に名前をつけたいです。笑

留学後、私は海外で過ごす自分と日本で過ごす自分のギャップにやられ、大学卒業後の進路を迷っていました。
どこの国に住もうのレベルで考えていたので、就活を始めることもできませんでした。
その時ちょうど、夫がアイルランドに移住するかもなんて話が出ていて「働かなくていいからウララもアイルランドに来て俺と一緒に住めばいいよ」なんてことを言われたんです。
そんなことも快く受け入れられるほどの関係でした。笑

そこから恋愛に発展したわけなので、お互いに結婚して将来一緒にいることは初めから頭にありました。
むしろ、予め遠距離になることはわかっていたので将来を考えられる相手でなければ交際を始めてなかっただろうと思います。

そして1年の交際期間を経て結婚に至ったのですが、私たちそれぞれ「この人と結婚する」と心に決めた瞬間があったわけです。当然ながら。笑

まずはそこからお話を始めたいと思います。


バースデーサプライズ

時の流れに沿って話すと、先に確信を持ったのは夫です。

私たちが交際を始めたのは1月。(日にちはわかりません笑)
半年ほど経ったある日、タップすると光って振動が届くというあるブレスレットを発見した夫が、遠距離の私たちにいいんじゃないかとビデオ通話で言ってきたんです。
ただ、ペアで2万円ほどするのでまた今度考えよ〜という曖昧な感じでその話題はすぐ終わりました。

でもその時私は、夫にこっそり買ってみようかななんてふと思い、ブレスレットの名前をメモっていました。笑
そしてその2ヶ月後、夫の誕生日に、それをプレゼントすることにしたんです。
それからトルコ語で毎日書いていた日記

夫にはサプライズにしたかったので、夫の親友に連絡し、同じくアンカラに住む彼の元へプレゼントを送りました。
それを受け取った時、夫は私と結婚することを心に決めたそうです。

プレゼントを見た夫からのメッセージ🥹
(気持ちを上手く表せないとのことで翻訳を使っています笑)

大切な人の傍にいれない辛さ

私はというと、その2ヶ月後くらい。
夫が初めて日本へ来る直前の出来事がきっかけでした。

夫はトルコを出発する3日前に交通事故に遭い、手脚を怪我しました。
その時夫の友人が私にビデオ通話をしてくれたのですが、映っていたのは全身を固定され病院のベッドに横になっている夫でした。

私は言葉を失いました。
こんなに大事な人が例え死にそうだとしても私は傍にいることさえできないんです。
これが遠距離恋愛の辛さだと痛感し、日本にいる私は1人で大泣きしました。

夫は手首を3箇所骨折。脚も歩くのが困難なほど負傷。
本当はドクターストップがかかっていたのですが、夫は医者に交渉し、行くまでの3日間全く動かずじっとしていれば状態によっては許可すると言われたので、言われた通り全く動かずに3日間過ごし、なんとか日本へ来てくれました。泣

事故に遭った直後気を失った夫が目を覚まし、第一に言ったのは「だめだ。俺は日本に行かなくちゃいけない。彼女が待っているんだ。」だったそうです、、

この一連の出来事で改めて、自分にとって夫がどれだけ大切な存在であるかに気がつきました。
そして一生私が傍にいようと心に決めました。


結婚のタイミング

夫が日本に来て間もなく、夫から結婚の話をされました。
私は23歳ということもあり、なんとなく結婚は2年後かな〜程度に考えていたので心の準備が出来てませんでした(笑)

夫にそう伝えると「なんで2年待つ必要があるの?俺らの場合、待てば待つほど会えないだけじゃん。俺は待つ必要なんてないと思う。」と言われました。
それを聞いて納得はしたものの、私は結婚をそこまで身近に考えていなかったので「ちょっと心の整理をしたいから3日待って欲しい」と伝えると、その間夫は全く結婚の話を持ち出さず、私を待ってくれました。

そして私はイレギュラーな道を進むことへの恐れに打ち勝ち夫の話を受け入れることにし、そこから二人で籍を入れる場所や住む場所など今後のプランを話し合っていきました。

そんなわけで決まった結婚なので、プロポーズも婚約指輪も私は特に求めていませんでしたが、トルコでは結婚が大イベントであることも関係しているのかちゃんとやりたいとのことで、、笑

私がトルコに滞在する1ヶ月の中で3泊4日のプロポーズ旅行を計画してくれました。
旅行のプランは全て内緒。笑
アンカラから車で10時間かかるところに行くとだけ事前に伝えられていました。笑


プロポーズ旅行


朝6時に出発

荷物を揃え、私は行き先も知らないまま車に乗りました。

私は夫と車に乗っている時間が大好き。
トルコの音楽はもちろん、日本ではあまり聴くことのないアラブやフランスの音楽を聴けるのが新鮮で楽しい。
そして何より夫が全力で歌うのを聴くのが好き
夫が楽しそうに歌う曲は全部好きになります。笑

そんなこんなで10時間、着いた先はTrabzon(トラブゾン)
ジョージア近くにある黒海地方の街です。
自然豊かでとても素敵な場所でした。

独特な世界観のレストランに連れて行ってくれました。
トルコ人の中でもまだあまり知られていないらしい!
(マス)だった気がします。激ウマ、、
その日私たちが泊まったのはなんと!
オーナーの完全手作りの人気ツリーハウス

ツリーハウスに帰ってゆっくりしていると「明日朝からゴープロまわすからね」と夫に言われました。
そこでついに明日なんだと知り、ドキドキしながら寝ました。笑


いつなのかわからないドキドキ

トルコ人は人前でプロポーズするという話を以前夫から聞いたことがあったので、時が近づくに連れて緊張が増していきました。笑

少しオシャレをしてまずは大好きなトルコの朝ごはん。

私のために素敵なレストランを探してくれていました。
トラブゾン。最高な景色🥹
世界遺産のSümela Manastırı(スメラ修道院)
ナザールボンジュウのバンダナを買ってくれました🧿

私は本当に何も知らないので、どこかへ向かっている間1人でいろんなことを考えるんです。
次行く場所でプロポーズしてくれるのかな、夜ご飯のレストランとかかな、などなど笑
ですが、スメラ修道院を観光した後Rize(リゼ)という別の街に向かい、着いた時には暗くなっていました。


勘違いヤロウ

その晩泊まったAirbnb
森の中の一軒家で内装も本当に素敵✨

19時頃、Airbnbに着いてすぐに「スーパー行くけど一緒に行く?」と聞かれました。
私は思わず「スーパーだけなの?」と聞き返してしまいました。笑
とりあえず着いて行くことにしたんですが、スーパーに向かう車の中で私は正直悲しくなってました。笑

あれ、今日じゃないんだ(笑)私が今日オシャレした意味はなんだったの?(笑)明日またこの服着るってこと?(笑)なんか勘違いして盛り上がっていた自分恥ずかしい(笑)
なんていう考えが止まらなくなり気持ちがズーンと下がってしまいました。笑

スーパーに着いた頃には気持ちを切り替え、2人で夜ご飯の買い物をしました。
夫は私のために料理を作るのが好きな人なので、「なに食べたい?」と聞かれ、いろいろ調べながら買い出しをしてくれました。

スーパーを出て、近くの酒屋に歩いていきました。
その途中にお花屋さんがあり、「お花欲しかったら買ってあげるよ」と夫に言われました。
お花は元から好きなので断る理由もなく、好きな花を選ばせてくれました。
この時も少し期待してしまったんです。笑
お花!?😳プロポーズ、、?でも選ばせてくれるとはなんなんだ(笑)まあ彼は普段から少しロマンチックなとこあるしやっぱり違うか!
と心の中で思いながら(笑)トルコで人気のお酒ラキアを買って帰りました。


ついに、、💍

帰ると夫は料理を作り始めました。
その間ゆっくりしててと言われたのですが、夫がずっとゴープロをまわしながら料理をしていたので、私は静かにお花の写真を撮ったりTikTokなどを見てくつろいでいました。

たまにこっちに来てつまみ食いさせてくれる。笑
1時間ほど待って料理が完成!ありがたや、、

私はもうプロポーズのことは頭から消えていたので、ラキアを飲んで良い感じに酔っ払って楽しくなっていました。笑
ソファに移動してダラダラしたあと、夫が写真を撮ろうと言いカメラをセットし始めました。

綺麗なお花にお部屋の背景もすっごく可愛くて、記念に何枚も。
動画をスクリーンショットしようということで動画をまわし、2人とも少し酔っ払っていたのでふざけながら(笑)いろんなポーズをして楽しんでました。笑

もういいだろと思ったその時、両手を取られ夫の方へ身体を向けられました。
そして「伝えなきゃいけないことがある」と、、泣

言うのにとっても緊張していたけど言わなきゃいけない。心の準備ができるまで待っていたんだ。でも今やっとその時がきた気がする。これから日本語を読むから、ミスをしたらごめんね。
と言って膝をつき、用意していた日本語の手紙を頑張って読んでくれました😭

そして「これは英語で言わせて欲しい」と指輪を取り出し「Will you marry me?」🥹🥹

私はトルコ語でEvet(はい)と答え、抱き合いました。

涙もろい私は絶対泣くだろうと思っていたプロポーズの瞬間ですが、それよりも幸せすぎてニヤニヤが止まりませんでした。笑


1ヶ月前から夫に騙されていた笑

私もこっそり練習していたトルコ語での手紙を読み、そのあと2人でプロポーズまでの裏話を話したんです。
そこで、私が夫のうまい嘘にハメられていたことを知りました。笑

まず、1ヶ月前にビデオ通話で聞いたトルコ人は人前で大胆にプロポーズをしなきゃいけないというのは嘘。
これが私が混乱したかなり大きな要因です。笑笑

そして夫が実家から革靴を車に乗せ、スーパーに行く前の一瞬でさえAirbnbに持ち込んだのもちょっとしたひっかけ。
私はその靴のせいでプロポーズはレストランかどこかの外なんだと思い込んでいました。笑
だからスーパーに行くと言われた時、訳がわからなくなったんです。笑

それからお花の件。
お花屋さんを通った時に「お花欲しかったら買ってあげるよ」と言ってきたのは夫のちょっとした演技。
夫は元々お花を買うつもりでそこを通ったらしいです。笑
しかも店員さんにはこれからプロポーズするということをトルコ語で伝えていたそう。笑

他にも、スーパーで携帯を見ながら長々と食材を集めているように見せかけて、Marry Me Chikenのレシピを友達に聞いていたりだとか。笑

料理しながらもプロポーズで読む日本語の文章を練習してくれていたとか。笑

ゴープロまわしている間、車の中でも食事中でも、私がよそ見している隙にカメラに向かって指輪アピールをしていただとか。笑

さすが、人のためになんでもする男。
サプライズのプロです👏🏻👏🏻
私のためにここまでしてくれた夫のおかげで、夢なのか現実なのかわからないほど幸せな一生忘れない夜になりました。

次の日に行ったAyder(アイデル)での写真🤍

どうだったでしょうか!
私たちの結婚に至るまでのストーリー、そしてプロポーズのお話。笑

あまり話す機会もないので、たくさん書かせていただきました^_^
また次の投稿でお会いしましょう🎶

今回も読んでくださりどうもありがとうございました🩶

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