コンセプトコテージ構想
再開ブログ、3回目!
今回は出張の移動時間を使って…
ようやくコロナ前のような日常に戻りつつありまして、お盆休み明け以降、出張がだいぶ増えてきました。
年間270日ペースには戻らないでしょうけど。
そうなると移動時間をどう活用するか!?
とっても大切。
考え事をしたり、本を読んだり、書類を作成したり…
そしてこのブログも。
今週は兵庫県豊岡、来週は北海道札幌からブログを更新しますね。
この富士山の先の方にかすかに…そこが国内初の愛犬家専用リゾートの地。
写真にうまく写らなかったので、8月後半に福岡へ向かう際のものを。
この雄大な八ヶ岳の麓で、平日稼働対策にあれこれ挑戦していたのはかれこれ20年以上前のこと。
30歳半ば、元気でしたね、その頃は。
体力もですが、脳も(笑)
アイデアがどんどん湧き出て…
「出発は金曜日の夜」から始まり、
「利用目的別商品企画」や「グループ利用促進のためのサークル活動」とか、前回までのブログで紹介したように、少しずつ盛り上ってきて…
そこで、ぶち上げたのが「コンセプトコテージ構想」。
利用者の目的や趣味嗜好、ライフスタイルに応じて、部屋そのものをつくってしまおう、ということ。
貸別荘タイプの宿泊施設を活用して。
音楽好きのための
「リゾートスタジオ」
料理好きのための
「キッチンスタジアム」
鉄道模型ファンのための
「Nゲージ別荘」
企業との提携による…
サンリオとのコラボ
「キティちゃんコテージ」
バンダイとのコラボ
「ガンダムコテージ」
キリンシーグラムとのコラボ
「ウィスキー飲み放題コテージ」
バイオニアとのコラボ
「AudioVisualコテージ」
などなど。
チームがとっても盛り上がった、わくわくするような楽しい構想でした。
それぞれ提携候補の企業にも伺い、好評で前向きな反応もいただけて。。
実際に取組んだものもありましたが…
当時はバブル崩壊後の傷跡が深く残っていた時期。
財政面はかなり厳しく、一気にコトを進められない事情もあって。。
まずはテストマーケティングを!
ということに。
そこで取り組んだのが犬、
ワンちゃんということなんですよね。
実際には「テスト」といっても、その前から「わんわんプラン」という愛犬と一緒に泊まれる宿泊商品があり、大人気でしたし…
その会社が発行するリゾート会員権購入者のおよそ4割が「犬と泊まれる」ことが購入の決定要因だったということも、その判断の背景にはありましたが…
役員会は真っ二つみたいな感じで。
「どこに成功事例があるんだ!?」とか、「そもそも犬は外で飼うもんで旅行なんて連れていかない」とか、ああだこうだ、ああだこうだ。。
バブル後の経営再建時期でもあり、
はなから否定する金融機関から送られてきた役員連中の多くはまともに聞く耳さえもたず。。
そのおかげで目が覚めたんですけどね、自分はサラリーマンに向いてない。
ケジメを付けたら独立しよう、と。
もともと
「日本にヨセミテをつくりたい!」
そんな志でたくさんの人に反対されながら選んだ会社。
夢を追いかけどんどんと実現してきた偉大な創業者のもと、超ブラックな環境下ながら嬉々として仕事をしていたから感じてなかった「組織の一員?」「歯車?」という違和感がフツフツと。。
結果として「八ヶ岳わんわんパラダイス」が無事に開業した年末に新たな道へ進むことにしたわけですが…それは余談として。
事業は世のため人のためのもの。
必要なはずなのに、世の中に無いから、だからやるんだ!
それが面白いんだし、自らが存在する意義も見出だせる!
今でもたまに出会いますが…
「その市場の細かいデータは?」とか「成功事例をもっと教えろ」とか「失敗事例もあるだろ」とか。。
データがちゃんとあるぐらいなら、すでにたくさんの人がやってるってことでしょ。
さまざまな需要や市場を分析し、そこから立てた「仮説」をもとに新たなに取り組むからこそ差別化が出来ると思うんですが…
かなりアツくなってしまいましたが…
当時はもっと(笑)
まぁ、それでもなんとか理解が得られて、「八ケ岳わんわんパラダイス」誕生に向けてGoサインが出たわけでして。
↑の皆さま、悪口みたいになってごめんなさい。
さぁ、構想はいいけど、じゃあどうすればいいの?
ようやくその第一歩を踏み出したわけですが…
新たなことを立ち上げるって、けっこう大変なんですよね。
またまた長くなってしまったので、続きは次回ということでご勘弁ください。
なかなか核心に行けず…すみません。。