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ネマガリダケ
6月に入って、ネマガリダケが採れるようになってきた。
チシマザサ(千島笹、学名 Sasa kurilensis)は、イネ科タケ亜科ササ属(英語版)に分類される、大型のササ(笹)の一種。高山地帯に生え、ササ類では最も北に分布する。タケノコはアクが少なく、食用にされる。稈の基部が弓状に曲がっていることから、山菜名としてネマガリダケ(根曲竹、根曲がり竹)の別名があるほか、エチゴザサ、ガッサンダケ、クマイザサ、クマダケ、ジダケ(地竹)、ササダケ、チゴタケ、チゴダケ、ヤマタケなどともよばれる。
(以上、Wikipediaより)
私の住んでいる地域の山ではこのネマガリダケがよく採れる。6月、山はネマガリダケ狩りの人で朝から込み合う。入山券を購入するのだが、人によっては数キロのネマガリダケを採っていくらしい。
ネマガリダケはただ笹のあるところに入っていけばあるわけではない。名人と呼ばれるような人はどんな植生の場所にあるのか熟知しているが、私は採りに行ったことがないのでわからない。大抵、人からいただいたものをタケノコ汁や天ぷらにして食べる程度だ。
今日、興味本位でネマガリダケを採りに行ってみた。他の人が車を停めて入っていく場所は避け、誰もいないエリアだ。だからそのエリアに本当にネマガリダケがあるのかはまったくわからない。
ただ笹があればあるわけではない。生えているネマガリダケの成木(という表現がいいのかわからないが)の植生、日当たりなどを見ながら自分なりになんとなくありそうだなと感じた場所に入っていく。
しかし、なかなか見つからない。やっぱり無闇に入ってもダメか、みんなが入っている場所に行かないとと思っていたら、目の前に1本だけ、たいして大きくはないがネマガリダケを発見!
おっ!
1本見つかるとやる気が湧き上がってくる。
しばらくウロウロすると、また数本発見。5本ほど手に持っていたので、座り込んでリュックに入れるためにその場所に座り込むと、自分の周囲に何本もあるではないか!目線の高さや角度で全然見えなかったネマガリダケがこんなにあるなんて(@ ̄□ ̄@;)!!
都合、1時間ほどウロウロして約1キロの50本ほどのネマガリダケをゲットした!初めてにしては上出来だ。他の人が入らない場所を自分で探し出したのだから価値がある( ̄▽ ̄)
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今晩の食卓には早速、少量だがネマガリダケの天ぷらが出てきた。
まだシーズンは始まったばかり。休みの日にしか行けないが、また採りに行こうかな~。