【マイクラ統合版】/scoreboardの使い方・構文 〜基本編〜
こんにちは!1mpulser(インパルサー)です!
今回は、「/scoreboardの使い方・構文」について解説します!
※この記事はMinecraft統合版に基づく記事です。
/scoreboardの意味・使い方
「/scoreboard」のコマンドの最大の特徴は、
『複数の数値をデータ上で管理する』ことです。
使い方の例として、
「アイテムのクールタイム」「ゲーム内の人数の計測」
「制限時間」「キル数やデス数の計測」等々、
できることは無限大です!
scoreboardの理解は完璧で、実際に使って何かを作りたい、
と言う方は是非「応用編」をご覧ください!
/scoreboardの基本構文
/scoreboardの構文は、2種類あって、
「objectives型」と「players型」があります。
objectives型
objectives型は、基本的にチャットで実行することが多いです。
scoreboardを作ったり、消したり、画面に表示するモードです。
構文① : スコアボードを作成
/scoreboard objectives add スコア名 dummy 表示名
スコア名
→スコアボードの“本名”のようなもの。
空白を含む場合は「””」で挟む。16字以内。
この名前を軸に、スコアボードの数値を設定していく。
表示名 (省略可能)
→スコアボードの”あだ名”のようなもの。
プレイヤーに見せる、スコアボードの名前。
空白を含む場合は「””」で挟む。32文字以内。
省略すると、「スコア名(スコアボードの本名)」が表示される。
構文② : スコアボードを削除
/scoreboard objectives remove スコア名
スコア名
→Minecraft上から削除したいスコアボードの”本名”を入力。
削除すると、指定したスコアボードも、数値も、
表示も削除されます。
構文③ : 作成したスコアボードを表示して確認
/scoreboard objectives list
実行するとチャット上に、作成したスコアボードが表示される。
/gameruleでコマンドログを消した場合は表示されない。
構文④ : スコアボードをマイクラ上に表示する
/scoreboard objectives setdisplay 場所 スコア名 昇順or降順
場所
→「sidebar(画面中央右端)」「belowname(プレイヤーIDの下)」
「list(ポーズ画面の参加者の場所)」から選択。
スコア名
→表示させたいスコアボードの”本名”。
昇順or降順 (省略可能)
→「ascending(上から小さい順)」
「descending(上から大きい順)」から選択。
省略すると「descending」が選択される。
players型
players型は、コマンドブロックで管理することが多いです。
スコアボードに数値を追加するモードになります。
構文① : スコアボードに数値を追加
/scoreboard players add セレクター スコア名 数値
セレクター
→人やモブ、エンティティを指定する。(@a、@e等々)
スコア名
→数値を足したいスコアボードの”本名”。
数値
→足したい数値を入れる。
マイナスを入れて引くことも可能。
構文② : スコアボードの数値を減少
/scoreboard players remove セレクター スコア名 数値
セレクター
→人やモブ、エンティティを指定する。(@a、@e等々)
スコア名
→数値を引きたいスコアボードの”本名”。
数値
→引きたい数値を入れる。
マイナスを入れて足すことも可能。
構文③ : スコアボードの数値を設定
/scoreboard players set セレクター スコア名 数値
セレクター
→人やモブ、エンティティを指定する。(@a、@e等々)
スコア名
→数値を設定したいスコアボードの”本名”。
数値
→設定したい数値を入れる。
マイナスを入れて足すことも可能。
構文④ : スコアボードの数値をリセット
/scoreboard players rest セレクター スコア名
セレクター
→人やモブ、エンティティを指定する。(@a、@e等々)
スコア名
→数値をリセットしたいスコアボードの”本名”。
構文⑤ : スコアボードの数値をランダムに生成
/scoreboard players random セレクター スコア名 最小値 最大値
セレクター
→人やモブ、エンティティを指定する。(@a、@e等々)
スコア名
→数値をランダム生成したいスコアボードの”本名”。
最小値 最大値
→ランダム生成する数値の範囲を設定する。
負の値を入れることも可能。
構文⑥ : 指定した数値のスコアを持つ人を検知
/scoreboard players test セレクター スコア名 最小値 最大値
セレクター
→人やモブ、エンティティを指定する。(@a、@e等々)
スコア名
→数値を検知したいスコアボードの”本名”。
最小値 最大値
→検知する数値の範囲を設定する。
負の値を入れることも可能。
構文⑦ : 2つのスコアの数値の計算・付与・交換
/scoreboard players operation セレクター① スコア名① 記号 セレクター② スコア名②
セレクター①②
→人やモブ、エンティティを指定する。(@a、@e等々)
①に指定したエンティティのスコアが書き換えられる。
スコア名①②
→数値を検知したいスコアボードの”本名”。
記号
→算数・数学で使う記号を使用する。ここでは、
セレクター①のスコア①をA、
セレクター②のスコア②をBとして表して解説する。↓
A += B : AにBを足す
A −= B : AからBを引く
A *= B : AにBをかける
A /=B : AをBで割る(小数点切り捨て)
A %= B : AをBで割った余りにする
A = B : AをBの値にする
A < B : AがBより小さかったら、AをBの値にする
A > B : AがBより大きかったら、AをBの値にする
A >< B : AとBの値を交換する
構文⑧ : 自分のスコアを全て表示して確認
/scoreboard players list セレクター
セレクター
→人やモブ、エンティティを指定する。(@a、@e等々)
おわりに
今回は、「/scoreboardの使い方・構文」を解説しました!
スコアボードは、コマンドの幅がぐんと広がる優れものなので
頑張って使えるようになりましょう!
ここまで閲覧ありがとうございました!
1mpulser
追記 : 1万回閲覧ありがとうございます!
←前の記事
次の記事→