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カブアンド以降の時代に備えよ-そして独自トークンデザインの時代へ-

数年前からこんな予測をしてきた。

日本は消費社会から投資社会へ移行する

ここでいう消費社会とは、人が何かを得る時、多くの目的が"消費する"ことである社会として捉え、投資社会とは、人が何かを得る時、対象が"投資的価値"を持ち得るかを基準として物事を選ぶ社会を意味する。

投資社会については経営している企業のnoteでも書いている。


例えば、店舗で何かを購入すると暗号資産や変動型ポイントなど、投資的価値が付加された商品が売買される時代が来るという予見だ。

この思考は、一部であるが前澤友作氏のカブアンドにも同じ考え方が根底にあると考えている。変動しないポイントではなく、投資的な価値を内包したサービスを経験することで、投資家を増やす。それが一般化すると消費だけを目的とした顧客は存在しなくなり、全員が投資家になるのは間違いない。

私たちは2020年あたりからこの時代を予見し、独自の研究を進めてきた。消費的な買い物を一切辞め、自分たちが投資社会を生きていると想定した生活を送ってみるなど、マインドチェンジを行った。

そして2023年11月からは新規事業アドバイザーやそれに伴うチームづくりに関わる企業と共に、将来的に増えるであろう無人店舗の実験と投資社会を想定した社内暗号資産の実験を続けている。


では、投資社会に移行するとどんなことが起こるのか。

商売をされている方はお客様から「それを買ったら何を得られますか?」と質問されるようになるだろう。消費社会ではあり得ない会話だ。お金と商品が等価交換とはならない時代になるのだ。

教育現場でも「これを学べば何に役立つか」ということを具体的に考える時代に突入するかもしれない。これはAIとの関連もあるが、とりあえず勉強して良い大学を目指すという曖昧な人生の目的はなくなるはずだ。

これだけ聞くと、全てを計算する堅苦しい人生に思えてくるが、そうではない。

私たちが行った投資社会実験によれば、マインドチェンジによって全てが投資的視点となり、ただ消費するという欲求がなくなる、ということは起こらなかった。元々投資家であれば、当たり前の感覚かもしれないが、あえて書いておく。

消費的だけど好きだから買う、という"選択肢"に深みが生まれるのだ。

これは投資、これは消費、というしっかりとした棲み分けが生まれ、消費社会を生きてきた時よりも、選択肢がより明確になった感覚になるはずだ。

そして、今後訪れるであろう投資社会はカブアンドの成功だけが生み出すものではない。

NISAやポケモンカード、暗号資産など、これまで投資に縁のなかった人たちが、自分たちの資産の未来を考え始めていることは間違いないし、カブアンドも時代を読み切ったローンチではないかと考えている。

ただ作って売る、しっかり広告を打てば売れる、そんな時代は終わりを告げ、そのモノがどんな投資的価値を持つのかを考えなければならない時代がすでに来ているのだ。


そして、さらに進んだ投資社会では独自トークンや独自変動型ポイントなどが個別化するとも考えている。

商品やサービスをその企業が作り出した独自トークンでしか買えなくすることで、顧客が増えるれば増えるほど、顧客自身もその企業もさらに儲かるという仕組みが一般化することまでを今回の予測としておく。

近くにあるスーパーマーケットでしか使えない暗号資産。

このトークンでしか乗れない自動運転タクシー。

一企業が国を超えた時代に起こる社会の変化に備えなければならない。


この情報が嘘なのか、本当なのかは定かではないが、このようなことが起こることも想定しておいた方がいいだろう。


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fumytoys
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