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自動運転車とGoogleストリートビューが生み出す新規事業「タイムスリップトリップ」

私たちは今、家にいながら世界旅行に行くことができる。

アメリカ、ニューヨークのとある場所
東京タワー


Googleによるストリートビュー撮影車が撮影した画像データは、数年以内の風景を私たちに与え、撮影された場所であればいつでも行くことができる。

そしてこの画像データは常に更新され、都市では1年、人が少ない場所では2年から3年程度で更新されているそうだ。

もし全てのデータが保管されているとしたら、20年も経てば20回分の都市変化が保存されていることになる。

20年前の東京、20年前のニューヨーク、そしてさらに更新が続けば50年前の世界を確認することすら可能となるのだ。

私たちはこの「時間を内包した風景データ」に着目し、未来の新規事業を創造してみた。

それが「タイムスリップトリップ」だ。


自分がタイムスリップしたい時代を選び、保管された画像データを自動運転車の車内に映し出す。

そして動き出す自動運転車。

私たちは30年前の東京、50年前のニューヨークの街を旅することができるのだ。

Googleストリートビューと自動運転車は、パソコン上であれば「いつでも」行ける世界旅行という価値を超え、「時間を遡って」「いつでも」世界旅行に行くことを可能にする。

思い出の場所。

子どもに見せたい場所。

人生が変わった場所。

私たちは時間と共に大切な場所を持ち続けている。そしてそれを後世に残し、あの時、あの日を次世代に伝えることができるのだ。

そして、もしかしたら、このタイムスリップトリップの自動運転車には、語り部として「人(コンセルジュ)」が同乗し、その時代の思い出や出来事をお客様に伝える役目としているかもしれない。



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fumytoys
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