#09 なくよウグイス平安京と桓武天皇の新しい政治
このエピソードで学ぶこと
天皇の地位が天智天皇の系統へとやってきました。
天智天皇の曾孫にあたる桓武天皇は
新しい政治をしようと意気込みます。
彼が目指した新しい政治について学びましょう
本編(0分47秒)
・奈良時代の平城京は天武天皇の系統の都。
・天智天皇の系統に天皇の地位が移ったことをきっかけに桓武天皇が平安京へと引っ越しをすることでしがらみを絶って、心機一転、新しい政治をしようと試みます。
・奈良の仏教・大仏から離れて新しい仏教も導入しよう。エース最澄と空海を中国に派遣。
・新しい仏教の力で平安京を守ると同時に、日本の領域を広げていくために東北地方の平定へ。
・蝦夷征伐のために坂上田村麻呂を征夷大将軍に任命。
・征夷大将軍は、のちのち幕府を樹立する役職だが、この時代はあくまでも「蝦夷を征伐する将軍」
・民衆がくたびれてしまったので、平安京造営と蝦夷征討を停止。日本は徐々に安定へと
今回のおさらい(11分27秒)
Q1:桓武天皇が794年に遷都したのは?
→なくよウグイス平安京
Q2:桓武天皇が奈良仏教の代わりに新しい仏教の担い手として期待した二人の僧侶の名前は?
→比叡山延暦寺の最澄、高野山金剛峰寺(こんごうぶじ)の空海
Q3:桓武天皇が東北地方に勢力を伸ばすため、坂上田村麻呂を任命した役職は?
→征夷大将軍
Q4:桓武天皇の政治で民衆がくたびれているとしてストップさせた二大事業は?
→平安京造営と蝦夷(えみし)征討の停止
次回予告(12分10秒)
桓武天皇の手によって、1000年の都平安京が誕生し、
日本の領域は東北地方にまで伸びました。
飛鳥時代、奈良時代の混乱を経て、遂に日本は一つの安定期へとたどり着きます。
その一方で、天皇の下、権力争いが激化していきます。
天皇家との関係が深い、皇族たちや、藤原氏の権力を巡る対立。
次回、藤原氏が権力を握っていく様相をお伝えします!
次のエピソード⇒#10_孫を天皇に!藤原氏の台頭と権力争い
前のエピソード⇒#08_ドロドロ、ややこし、孝謙・称徳天皇の後継者問題
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