20170715主要五紙社説一覧

本日主要五紙の社説です。

読売新聞以外の四紙で、中国の民主化運動家で2010年に獄中でノーベル平和賞受賞(中国本土出身者で初のノーベル賞)を受賞した劉暁波氏の死について取り上げています。

オススメは毎日と産経です。

毎日は「服役中にノーベル平和賞を受賞し、受賞者が服役中に死亡した例はナチス・ドイツ時代の平和活動家オシエツキー以来のこと」と中国を非難している点がオススメの理由。

産経は、岸田外相のコメントを掲載している点がオススメの理由です。日本政府としてのスタンスを確認できます。

加えて、毎日新聞の「脱時間給」制度導入に最大の労働組合組織であり民進党の支持基盤である「連合」が一転して容認姿勢を見せた点を取り上げている社説も一読の価値ありです。

昨日の毎日の電通違法残業問題と合わせて読むと残業問題の現状の輪郭が見えてくるように思えます。

<社説一覧>
日経:上向き米国経済に残された課題は何か/劉氏の死が警告する人権問題
http://www.nikkei.com/news/editorial/

読売:EPA国内対策 攻めの農業へ構造改革を急げ/熱中症の予防 「危険」のサインに気づきたい
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/

産経:劉暁波氏死去 これが中国の人権弾圧だ/辺野古移設 不毛な法廷闘争は避けよ
http://www.sankei.com/column/newslist/editorial-n1.html

毎日:「成果型労働制」連合が容認 生活と健康を守れるのか/平和賞の劉暁波さん死去 自由への欲求は消せないhttps://mainichi.jp/editorial/

朝日:劉暁波氏死去 恥ずべき弾圧の体制/辺野古提訴へ 問われる工事の公正性
http://www.asahi.com/news/editorial.html

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