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0060-20171029【ビジネスパーソン必読の主要ニュース解説】

今週の振り返り、時事ポイントは以下のとおりです。

1.衆院選後の野党動向 2.中国共産党大会閉幕(新指導部の確定) 3.中国新最高指導部の顔ぶれ 4.世界経済動向

1.衆院選後の野党動向 

立憲民主党は早急な野党の結集からは距離を置く姿勢を示しています。

枝野幸男代表は10月24日(火)に国会内で開いた両院議員総会で野党再編に組み込まれれば、世論の追い風が止まりかねないとの懸念をみせました。

同党は、希望の党への民進党の合流への反発から無党派層の支持を受けて大幅に議席を伸ばして野党第1党に躍り出ました。民進党色が強まれば支持離れにつながる可能性があるとみるからです。

衆院選に無所属で立候補し、当選した岡田克也元副総理ら民進党系の約10人(野田佳彦前首相や安住淳元財務相ら9人が出席。原口一博元総務相はテレビ電話)は10月25日(水)に国会内で会合を開きました。

新会派「無所属の会」を新たに結成することを確認し、岡田氏が代表を務めることになりました。

希望の党は10月27日(金)に国会内で両院議員総会を開き、小池百合子代表(東京都知事)を補佐し、国政を仕切る国会議員の共同代表を当面は置かない方針を示しました。

11月中に代表選を開くことと、首班指名(総理大臣指名)では希望の党内でもっとも当選回数の多い渡辺周氏に投じることも決まりました。

民進党の前原誠司代表は、11月1日召集の特別国会を前に辞任する意向を表明。

なお、共産党・社民党は、11月1日に開かれる臨時国会での首班指名を立憲民主党の枝野代表に投じることを決めています。

2.中国共産党大会閉幕(新指導部の確定)

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