2024.03.27【新聞解説ながら聞き+社説から見る現代日本】
おはようございます。今日も新聞解説ながら聞き、元気にやっておりますよ。
■2024.03.27新聞解説Line Up!
①次期戦闘機、輸出可能に指針改定
②ガザ即時停戦安保理決議、採択
■2024.03.27社説からPick Up!
本日は、毎日・朝日が「次期戦闘機の閣議決定」のみの社説を展開しているため、五紙8本です。日経・読売が「公示地価」、読売・産経「大谷選手の声明」をそれぞれ取り上げています。その他は、日経「障害者接客について」産経「自民党裏金問題」となっています。
まず、「公示地価」についてです。
訪日外国人の増加や工場誘致の成功などが地価を上昇させていますが、これらの景気にプラスの影響がしっかりと働く人々の賃上げに繋がっていくことが重要だと思います。
続いて「次期戦闘機の閣議決定」についてです。
毎日も朝日も国会での議論なく、自公調整→閣議決定という流れでの決定に今後、なし崩し的に拡大される危険性を指摘しています。平和国家としての日本の在り方を変える重要な政策変更であることは間違いありません。その一方で、風雲急を告げる国際環境を踏まえた迅速な対応も必要であり、政治のスピード感と徹底した議論の重要性のバランスの難しさを感じさせられます。
読売・産経「大谷選手の声明」では、それぞれ以下のような視点を示しています。
産経新聞の指摘するとおり、あとは捜査当局に任せて、その捜査結果の発表を待つしかないと思います。読売の方では「ギャンブル依存症」の怖さに触れて大阪IRへの疑問符を提示して締めくくっています。
最後にその他の日経「障害者接客について」産経「自民党裏金問題」を取り上げて締めくくります。
障害のある人々が店舗を利用しやすいよう配慮することは非常に重要です。その一方で、過剰な要求によって働く人々の疲弊が生じないよう「建設的な対話」を通じて、より良い社会を建設していきたいですね。
また、自民党は二階氏が次期衆院選への不出馬を表明しましたが、安倍派の当事者たちの責任の取り方、自民党としてのケジメも注目されています。自民党としての対応も大切ですが、恒久的に問題を防ぐための抜本的な政治資金規正法の改正や連座制の導入なども議論を進めて欲しいものです。
■2024.03.27 社説一覧
社説:公示地価上昇 安定的回復を好循環の促進に : 読売新聞
社説:戦闘機輸出の閣議決定 平和国家の姿が問われる | 毎日新聞
(社説)戦闘機の輸出解禁 国民的議論なき原則の空洞化:朝日新聞デジタル
社説:大谷選手の通訳 ギャンブル依存の怖さ示した : 読売新聞
<主張>大谷の釈明声明 言葉を信じて見守りたい 社説 - 産経ニュース
<主張>派閥幹部の再聴取 責任の取り方を自ら示せ 社説 - 産経ニュース
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