妻が子宮外妊娠(異所性妊娠)で緊急手術をした話

子宮外妊娠は命に関わる病気です。
確率は全妊娠の1〜2%

スーパー元気モンスターは死に片足を突っ込むほどギリギリの状態で、あと少し(2日)遅ければ二度と元気な姿は見られませんでした。

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妊娠してるかも。というのはタイミング的に予想はしてたんだけど、病院に行っても妊娠はわからず。
そんな中、腹痛が続いたから1週間に3回病院に行った。

医者に診てもらっても腹痛の原因はわからず。
大ごとになる"可能性"も説明されなかった。
#セカンドオピニオンもしました

最後に診てもらった日も『3日後にきてね』と言われた。

ずっと腹痛が続いているのにまた3日後か…
おかしいとは思ったけど医者が言うなら…
と黙ってた。

次の日も激しい腹痛があるみたいで明らかに様子がおかしい。

長年培った危機察知能力が働いて、居ても立っても居られず病院に電話をした。

『昨日病院に行きました。痛くてたまらないみたいです。どうにかしてください』
#語彙力

今思えばこの判断が命を救った

『すぐに来てください』と言われたのですぐに病院に行った。
看護師さんはバタバタで10分もしないで病室に呼ばれた。

『これから緊急手術をします。大きい病院に搬送します』
#ほらね
#わかってた
#これが本能

病院に搬送されて、医者から手術の説明を受けた時

『少し遅かったら命に関わっていました』
『早く見つかって良かったです』

鳥肌たった。
医者の言う通り3日後まで耐えてたら死んでたかもしれない。

そのまま手術は無事に終わって今日生きて家に帰ってきてくれた。

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激痛に耐えて、お腹に穴開けて、卵管片方取られて、メンタルやられて、お金も取られて、たくさんの代償を払って戻ってきた。

これだけのことを耐えて、妊娠は命がけだということを命をかけて教えてくれた。

それなのに、これだけのことを耐えたのに子どもは授かれなかった。

『子どもは授かりもの』と大先輩に言われた言葉を身に染みて実感した。

少し前まで、妊娠すること、子どもが産まれること、育つことが大変なことだけど普通なことだと思ってた。

大勢が普通に生まれて普通に育つからそう思ってたのかもしれない。

当たり前だけど1ミリもそんなことなかった

妻が命をかけて子どもを育ててる間、夫は働くよりも何よりも、妻のことを観察して、妊娠の知識をつけてサポートすることが大事だと思った。

たまに俺も仕事大変なんだよ!って奴いるけどまじで比較になんねーぞ
#仕事しても死なねーだろ
#俺も思ってました

この数週間、生きた心地がしない時間を過ごしたけど大切なことを知ることができた。

《今回得た教訓》
女性は本能で子どもを守るからまじで病院には行こうとしません。
なにがなんでも連れて行きましょう。


そしてスーパー元気モンスターは退院の帰りに寿司食ってました

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