【3399】山岡家の株価が1年間で4.4倍伸びた理由 - トリプルバガー銘柄分析
こんにちは、you_kkです。
過去の事例を参考にして、新たなテンバガー株を見つけていくためのシリーズです。
まず今回は【3399】山岡家について分析していきます!^^
結果論ではなく、その当時の気持ちになりながら、トリプルバガー達成前にその銘柄を買うことができるのか、考えていくような分析をしていきます!
まず簡単に山岡家の概要
山岡家は東日本・北日本を中心に家系ラーメンを営む企業です。
皆さんも郊外の幹線道路沿いなどで、目にしたことがあるのではないでしょうか?
それでも、山岡家がそもそも上場企業であること、そしてここ一年間でなんと株価を4.4倍に伸ばしていることを知っている人は少ないのではないでしょうか?
こういう身近な株からトリプルバガー超えの銘柄を探していきたいですね!
ということで、身近に存在する企業の株価がどのようにして伸ばしているのか、時代を遡って見ていきましょう♪
衝撃の5年間チャート
まずは大きな視点で5年間のチャートを見てみる。
なんと、、、
直近の1年間を除いて、ほとんど動きなし!!
2021, 2022年はずっと900円台(笑)
なんと面白くない株でしょうか。
これこそ、株価が急伸した理由を調べる価値がありますね!!
株価が動き始めたのは
なお、山岡家は、毎月10日に先月分の売り上げ月次速報が発表されます、以下のチャートで白い縦線がそれを表しています。
また、決算は1月です。
3月 本決算発表
6月 1Q決算発表
9月 2Q決算発表
12月 3Q決算発表
2021年の動向
まずチャートを見てみる。
左端が2021年1月、右端は年末である。
この1年間は大きく動かなかった。
というよりずっと900円台で、年初来1%で収まっている。
このときまでの業績推移を四半期ベースで見てみよう。
左の2019/01本決算は2019/03に発表され、右の2022/01の3Q決算は2021/12に発表されている。
棒グラフの売上高は左軸で単位は億円、折れ線グラフの営業利益は右軸だが切ってあるため軸は表示されていない。
どちらにせよ業績が大きく伸びているというわけではないということが分かる。
しかし、この時の情勢はどうだろうか。
2021年はコロナ禍のど真ん中であり、むしろ売り上げが落ちずに、株価もキープできていたことがすごいことなのではないだろうか!?
2022年上期
大きく窓を開けて下落しているのは2022年の1月末。
そうはいっても30円程度。
3月の下落は本決算発表である。
コロナ禍中の期で、売上高は微増、利益は赤字。
来期の予想は売上高が微増、利益はコロナ禍が終わると推測され強気予想。
ここで底値を迎えて、上昇傾向へ移行していく。
やはり決算ちゃんと見なきゃね。。
2022年下期
ここからだんだんと上昇の兆しがみられる。
半年で1,000円→1,200円。それでも+20%。
月次売上高を追うと、以下のようになっている。
つまり、去年のコロナ禍での売り上げから大きく伸ばしているということになる。
この例は外部要因で上昇しているが、月次売上高をチェックして伸び続けている銘柄は要マークである。
売上高推移はどうでしょう。
一番右の棒グラフを見ると、やはり上昇傾向にあります。
2023年上期
ここからは大幅な上昇になる。
半年間で1,200→3,500円。半年間でほぼトリプルバガーである。
もうこうなると手出しできませんね。
このときの月次売上高は以下の通り。
好調に伸び続けていますね。
事前に買えているならトレンドの終了を見極めること、買っていなければ他を探すしかありません。
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