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動機善なりや、私心なかりしか
稲盛和夫さんの言葉です。
20代の私は、さっぱり意味がわかりませんでした。
今はちょっと分かったつもりになってきたので、書いてみます。
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自分のためにがんばってはいけない。
私欲ではいけない。
他者のために。
一切の私欲なく経営できたら、それは絶対に、必ず、成功するということ。
もし、私欲が入ると、失敗します。
最近は、
サイゼリヤさん
「サイゼが潰れたら喜ばしい」(と創業者が自ら言う)
https://toyokeizai.net/articles/-/746213?page=2
20240513最終確認
ニトリさん
「お客様のためなら、うちが潰れたっていい」
(出典忘れましたが、ニトリ会長のインタビューだったと思います)
顧客満足は古い。顧客成功だ。
(出典完全に忘れました)
なども言われます。
お客様のためなら、自分の会社が潰れてもいいという考え方です。
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「いや、経営者になるには私欲が大事だ。まず、強欲になれ」
と教える人もいます。
「とりあえず1000万稼ぐ!」
などはとても分かりやすい。
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中学生に、
「自分のため、人のため、どちらががんばれる?」
と聞くと、生徒によって全く回答が変わります。
・自分のためならがんばれる
・人のため(家族、友だち、社会など)ならがんばれる
・どっちも考えている
・よくわからない
などの意見があります。
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私は、
「自分のためだけ」にがんばると、
「自分が、自分が!」
となってしまい、エゴが出過ぎてしまうのではないかと考えています。
「おれが、自分ががんばったんだ。だから上手くいった!」
短期的な成功はあっても、長期的には、どうでしょう。
自分の全財産を捨てるというか、
社会に差し上げる覚悟で経営をするのは、
ものすごい勇気が必要です。
本当に敬服します。