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木刀素振り日記39/3月9日

2021年3月9日「米研ぎスティック」
◆米研ぎスティックを使いだして10日ほどが経つ。いちばんの売りは水に触れずに米が研げることで、ネイルをしている方や、水に触れると溶けてしまうわたしのような者に人気である。
◆まず、米の入った内釜に水を注いでざっと流す。通常であればこの時点で一度水に触れることになる。内釜の側面に手のひらを添え、米が水と一緒に流れ出ないようせき止める必要があるからだ。しかし、わたしたちにはもう米研ぎスティックがある。手のひらの代わりに米研ぎスティックの水切り部を添えれば、米をせき止めつつ、水だけを流すことができる。
◆なんて便利なんだろう。
◆先端の研ぎ部で米を研ぎ、また水を注いで水切り部を添えて水を流す。これを数度繰り返せば、いつのまにか米研ぎが終わっている。水には一度も触れずに、きれいに米が研げた。便利すぎる。
◆そして、米研ぎスティックをわたしは洗う。ふつうにスポンジを素手で掴んで。もちろん両手はびっしょびしょだ。いったいなんのためのスティックなのかわからない。ただ、なぜか満足感はある。
◆米研ぎスティックのことを「スティック」と呼ぶようになった。

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今田健太郎/1mada
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