木刀素振り日記66/4月15日~18日
2021年4月15日
◆なにをしたのかまったく覚えてない日の日記になにを書けばいいのかまったく思いつかない。この状況に正解があるとしたら「なにも書かない」だと思うが、なにか書いておきたい。嘘でもいいのだろうか。たぶん嘘ならいくらでも書ける。「なんでもあり」の嘘ではなく、おそらく「なんでもありなのになんでそれを」という落とし所の嘘になると思うが、それでもいいのだろうか。わからない。日記のことはまだまだわからないのだ。
◆わからないとはいえ、木刀素振りをしなかったのはわかる。
2021年4月16日
◆昼すぎ、家具店で買ったダイニングセットが届く。テーブルがひとつ、イスが3つである。なにもなかった空間に突如としてダイニングセットが出現した。とはいえ、この日はまだ梱包を解くことはできず、届いたテーブルやイスは段ボールに梱包されたままなにもない空間にただ置かれた。
◆木刀素振りはせず。
2021年4月17日
◆朝10時。お寺を立てているかのようなトンテンカンテン的な音で熟睡状態から引き戻される。音は部屋のすぐ外から聞こえる。まいった。
◆昼からは「B」の打ち合わせで中野へ。寝不足なのかひさびさの頭痛。企画個別の打ち合わせなど。終わって中野の地下のバーへ。中野の地下のバーに行くのは初めてだったかもしれない。1パイントのml換算を聞いたはずだが、忘れてしまった。夜、こういう言い方は好きじゃないが爆睡。
◆木刀素振りせず。
2021年4月18日
◆ひさびさ9時間くらい寝たら前日の頭痛が嘘のように消えていた。
◆あちこちうろうろして、昼は担々麺屋さんへ。担々麺屋さんを謳いつつ実は本格中華屋さんだった。なにせメニューの1ページ目が「10年ぶりにこの店を復活しました」である。おそらく本場中国へ修行の旅に出ていたんだと思う。なのに担々麺じゃなくてすみません、と思いつつ重慶小麺を頼みつつ、しかもラー油のびんのフタを重慶小麺のスープに落とすという大暴れをはたらいてしまった。店員さんに申告した。
◆木刀素振りせず。
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