株式会社 1Line Official note Vol.024
家具専用ケアスプレー「KIN-METSU FOR FURNITURE」を新たにリリース
靴には靴専用のケア用品があるのに、家具には一般の除菌・消臭スプレーやケア用品が使われることが、ずっと疑問でした。
例えば一般の除菌・消臭スプレー。ほぼ全ての商品に、アルコールか塩素か界面活性剤が含まれています。人の手も、何度かアルコール除菌すると、油分が失われてガサガサになります。革は人のように油分を補給できないので、使う度に傷み続けます。
成分に界面活性剤を含む消臭スプレーも、例えば、ハンドソープを手にかけて、水で洗い流さないままでいるような状態になります。かえって汚れの原因になります。
家具には、家具にあったケア用品が必要です。
1Lineでは、コロナ禍で生まれた「菌滅」と、多彩な機能を接着させる「ONE COATING」の技術を活かして、家具専用のケア用品を開発しています。
今回、その第一弾として、家具専用のデイケアスプレー「KIN-METSU FOR FURNITURE」をリリースしました。
1.家具を傷めない
除菌でシミができたり、変色したというトラブルはありませんか?
「KIN-METSU FOR FURNITURE」は、アルコール0、塩素0、界面活性0と、家具を傷める成分が一切含まれていないオールフリーなので、革をはじめ、あらゆる素材に使用することができます。
2.高品質
「菌滅」は、コロナ禍において、医療機関をはじめ、様々なシーンで、プロ品質の感染対策サービスとして活躍した除菌・抗菌テクノロジーです。
この「KIN-METSU FOR FURNITURE」は、その菌滅の技術を活かし、家具用に開発された、高品質のケア用品です。
3.オールインワン
家具に必要な機能を、「KIN-METSU FOR FURNITURE」に詰め込んでいます。
日本国内の検査機関で、消臭99%、除菌99%、抗菌99.999%、抗ウイルス99.99%、抗カビ99.9%、白癬菌(水虫)99% のエビデンスを取得し、その効果を見える化しています
4.効果が長続き
毎日のように高頻度でスプレーする必要がありません。
「KIN-METSU FOR FURNITURE」は、有効成分が揮発せず、家具に留まるので、2週間に1回程度 の使用で、安心が続きます。
使用頻度が少ないため、さらに家具を傷めず、市販の消臭・除菌剤よりも安価です。
5.実績
菌滅は、高品質と安全性から、様々な業界のプロに選ばれています。
現在、ファッション、靴、車、子供用品、ペット用品などの分野で活躍しています。
6.デザイン
インテリアに合わないから、市販の除菌スプレーを置きたくないという声も多く聞きます。
「KIN-METSU FOR FURNITURE」は、ボトルデザインにもこだわっています。
特注色のエアミストスプレーを採用。商品情報は底面に掲載し、シンプルで高級感があり、インテリアに溶け込むデザインを心がけました。
専用のアクリルコースターと合わせて使うことで、さらに高級感も出ます。
7.SDGs
1Lineが手がけるケア用品は、なるべく人の手で作れるように企画・開発しています。
成分がオールフリーな理由は、家具だけでなく、使う人にも、作る人にも優しい、という理由からです。
安心と雇用を支え合う、本当のサステナブルな仕組み創りを目指しています。
(問い合わせ先)
商品:KIN-METSU FOR FURNITURE
製造・販売:株式会社1Line
電話:03-6436-7890
担当:眞鍋
設計事務所編
専門学校の卒業を控え、就職活動を行っていました。
想像以上に学歴の壁は厚く、大学卒ではない理由で、説明会途中で「時間の無駄だから」と冷たく帰されることも度々ありました。
自分の意思で降りてしまった学歴。その免許証がないと、評価を受ける対象にすらなれないことに、悔しい思いをしました。
同時に、客観的に見て、今の自分の評価は、その程度だということも理解できました。
今後、自分の価値をどう高めていくかを、真剣に考えるきっかけにもなりました。
まず評価の対象になるための、学歴に代わる資格を取り始めたのも、この時からです。
15年かけて、住まいに関するほぼ全ての資格を取得しました。
20歳の時に捨てたものを取り戻すために、想像以上の時間と労力が掛かってしまいました。
(取得資格)
一級建築士、二級建築士、管理建築士、宅地建物取引士、不動産コンサルティングマスター、マンション管理士、管理業務主任者、マンション維持修繕技術者、福祉住環境コーディネーター2級、応急危険度判定士、二級・三級ファイナンシャル・プランナー、損害保険募集人資格など
就職活動は、アルバイトをしていた設計事務所が拾ってくれたことで、無事終了しました。
その設計事務所では、今の自分の基礎になった「教育」をしてもらいました。
■議事録
「議事録は書いた人の頭の中を写す」
その事務所では、議事録を書くことが教育であり、一人前になったかどうかを測る物差しでした。
議事録は、いつ、誰が、どういう目的で、何を話し、そこで決まったこと、今後の課題など、誰がみても分かるような言葉と文章で記録します。要点を理解し、整理して、文章としてまとめる力がなければ書けません。
議事録を書き、毎回上司にチェックしてもらい、指導される、ことを繰り返すことで、少しずつ、必要な知識や要点をまとめる力、書く力が養われていきます。
下書き・手直しなく、打ち合わせ中に一発で議事録を書ききれるようになると、一人前になったと評価してもらえました。
私は数年間、厳しく指導されましたが、この議事録を書くという教育が、今の自分を支えてくれる大切な力になっています。
■単純作業
「単純作業は、その人の物事に対する姿勢や今後の成長曲線が現れる」
その事務所では、単純作業の中から、人の資質を見て、採用等の対人判断をしていました。
資料の準備、整理など、単純な作業の課題を与え、細かいやり方は教えません。自分でやり方を考えさせます。
精度、効率、改善検討の感覚、アイデアの出し方、自分の得意・不得意の理解など、作業の進め方を見ていると、物事に対する姿勢なども見えてきます。
何事も一事が万事で、単純作業の中からこそ、目には見えない様々なことが見えてくるという教えでした。
■教えない
「分かっていないことは教えない」
その事務所では、分からないから聞く、では何一つ教えてもらえませんでした。
まず自分で調べ、自分なりの答えを見つけ、自分はこう考えているがどうしたらいいか、という相談をして、初めて教えてもらうことができました。
分からないことを、ただ情報として聞いても、後に繋がる学びにはならない。
分からないことを、まず自分で考え、調べ、答えを出して、現れた結果から学ぶ、という過程が学びだという教えでした。
■個を尊重
「上下関係よりも、個を重んじる」
その事務所では、役職としての上下はありましたが、個人として尊敬し、重んじるという文化がありました。一度も、呼び捨てされたことはありませんでした。
当日、私は、髭をはやし、柄シャツを着ていましたが、ある時、そのスタイルを取引先から嫌味を言われたことがあります。
所長は、「この人の大切な個性に、他人が口を出してはいけない」と言い返したことがありました。
同じ職場の人間は、ある種の同志で、上下関係なく意見をぶつけ合い、そして個を尊重し合う姿勢を学びました。
きっと、一般の会社とは違う教育だったかもしれませんが、この時期の教育でしか身につけられない事を、しっかり叩き込んでくれたことに感謝しています。
人は、自分が受けてきた教育でしか、人を教育できないと思っています。
この設計事務所で受けた教育を、私からまた次の人に繋いでいければと思っています。