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株式会社 1Line Official note Vol.013

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新年の挨拶

新年明けましておめでとうございます。


1Lineでは、2022年のテーマに「」を掲げました。
共の字は、左右の手を合わせた姿、が起源と言われています。


・これまで築いてきたリソースを組み合わせ、まとめる
・大切なことを選択し、両手でしっかり抱え、成長させる
・組織で手を取り合い、共に進む

これまで築いてきた土台に立ち、目指す方向を真っ直ぐ定め、明確な選択と集中を行い、組織で共に進む一年にしたいと思います。

これまで築いてきた土台

これまで、今後の1Lineを支える技術、商品、サービスの開発と取得に力を注いできました。同時に雇用を生み出す仕組みと、その実績作りに注力しました。

「技術」は、様々な機能を自由にプラスする独自のコーティング技術、汚れを洗い流すクリーニング技術、マイナスをプラスに変えるリペア技術で、いずれも今後のサステナブル社会に必要な技術です。
「商品」は、社会や業界で必要とされている機能を、スピーディー且つ高品質にプロダクト化する商品開発力です。
「サービス」は、これら技術や商品を届ける為の倉庫物流サービスや、各種情報の提供、サポートを行うサービスです。
「雇用」は、一昨年から始まった障がい者雇用の取り組みが、徐々に自立・安定したものとなってきました。

2022年の目標

1.ファニチャーケアの総合サービスを提供

これまで様々な業界に向けたサービスを提案して参りましたが、最初に家具分野で、総合サービスとして確立を目指します。

「技術」では、劣化スピードを1/3にする家具のアンチエイジング・テクノロジーであるコーティング、汚れを洗い流し綺麗を取り戻すクレンジング・テクノロジーであるクリーニング、リニューアル・テクノロジーであるリペアを、提案します。

「商品」では、家具専用ケア用品の開発、メンテナンスBOOKの作成など、これまで構想を固めてきたアイデアを順次リリースしていきます。

「サービス」では、保管、配送の他、今月からスタートする宅送、簡易加工・簡易組立など、提案の幅を広げていきます。

様々なご意見、ご要望を伺いながら、真に、ファニチャーケアの総合サービスを提供する会社として確立することを目指します。

2.プロダクト商品の展開を強化

これまで培ってきた菌滅やコーティングの技術を活かし、各分野に特化したプロダクト商品を企画、商品化していきます。

現在、靴、家具、赤ちゃん分野に特化した商品の準備を進めています。今後も様々な分野から要望をいただきながら、展開を広げていきます。
また、越境ECにチャレンジし、日本の高品質な技術と、雇用を生み出す仕組みを、世界に向けて発信していきたいと思います。


3.コーポレートブランドの向上

1Lineを知ってもらい、成長させていく為に、コーポレートサイトや情報発信ツールの作成を進めて参ります。今後、1Lineという器の中に、様々なサービスや商品が形成されていくイメージをしています。

その他、今後の展開に向けて、新たにメンバーを増やしたいと考えています。

寅年ですが、本年も変わらず猪突猛進して参りますので、引き続き1Lineを宜しくお願いします。


最後に、この1年が皆様にとって笑顔に満ち溢れた最良の年となることを、心より願っております。

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出張施工サービス


1Lineは、ファニチャーケアの総合サービスを提供する会社として、様々なサービスを提案しています。その中で、現地にスタッフが伺い、コーティング、クリーニング、補修を行う出張施工も対応しています。

これからの年度末に向けて、現場スケジュールがタイトになり、思わぬトラブルが発生することもあります。例えば、
 ●納期が遅れ、予定していたコーティング加工ができない
 ●急に施主からコーティングの相談を受けた
 ●納品家具を開梱したら商品にキズがついていた
 ●家具のクリーニングを必要になった
など、例年、様々な問い合わせが寄せられます。

1Lineでは、自社スタッフが、コーティング、クリーニング、補修などの技術サービスを行っており、これらトラブルにワンストップ、且つ柔軟に対応することができます。

最近の事例では、
 ●大型ホテルの家具約200点のコーティングの出張施工(1.5日間)
 ●大型オフィスのワーキングチェア約80脚のクリーニングの出張施工(2日間)
 ●倉庫保管輸入家具約40点のコーティング及び補修の出張施工(1日間)
 ●商業施設屋外テーブル約20点のコーティングの出張施工(1日間)
など実施しました。

案件に応じて、自社のリソースを元に、出張施工や物流加工など、最も合理的な方法を提案いたします。
まずは、お気軽にスタッフまでお問い合わせください。

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【連載:1Line ヒストリー】第1回 生誕

私の故郷は、四国の北東に位置する、香川県の丸亀市です。うどん県で知られる香川県ですが、市にも名産があり、丸亀市は「うどん県骨付鳥市」でハガキが届きます。

瀬戸内海の風景を見て育ちましたが、後にバックパッカーとして世界中を旅して見たどの風景よりも綺麗だと感じたのは、私にとって、眞鍋の家にとって、瀬戸内海が原点だったからでした。

香川県は、瀬戸内海を中心に南北に山脈が位置している為、晴れの日が多く、自然災害も少ないことから、温厚でのんびりした人柄と言われています。また、昔、四国の人柄を表す言葉として「讃岐男に阿波女、伊予の学者に土佐の鬼侍」というものがありますが、大阪に近く、商売が盛んだったことから、讃岐男=商売上手と言われていたようです。

丸亀市は、丸亀城というお城を中心とした街で、街のどこからでもお城が見え、象徴として存在していました。その為、丸亀市民は必ず「お城」と敬称で呼びます。

私は、1980年4月17日、父、母、姉の4人家族、眞鍋家の長男として生まれました。眞鍋家は、男は「豊+○」、女は「美+○+子」の名が付けられています。私は、太平洋のように広く深い心を持つようにと「豊洋(とよひろ)」と名付けられました。

眞鍋家は、元は一帯の地主で、祖父が住む屋敷が、その名残として残っていました。西村と呼ばれた地名は、田んぼや小川に囲まれ、魚や鳥を捕まえたり、祖父の屋敷で遊ぶのが日課でした。小学校に上がるまで親戚としか遊んだことがなく、人とのコミュニケーションが苦手になってしまったことが、長い間の劣等感に繋がりました。

後に20歳を前に、バックパック1つ持って世界に飛び出した衝動は、狭い世界しか知らないままでいる恐怖心からだったように思います。