株式会社 1Line Official note Vol.003
【深堀りコーティング!No.02 -撥水編-】
10個の多彩な機能を、自由に付着できる1Line独自のコーティングサービス。
「深掘り!」と題し、毎回 1 機能ずつ取り上げて参ります。
2回目の今回は「撥水編」です。
【撥水とは】
撥水は「水をはじく機能」です。
靴や傘用の撥水スプレー、衣類の撥水加工品など、様々な形で利用されていますので、最も身近な機能の1つです。
その一方、似た機能との混同や、誤解も多く、相談が多い点も特徴です。
【撥水と防水、撥水と撥油、撥水と防汚】
●水をはじく「撥水」なので、水を通さない「防水」とは違う。
●「撥水」は通気性を残すので、通気性が必要なアイテムに適している。
●「撥水」は水性液体をはじき、「撥油」は油性液体をはじく。
●「はじく」機能なので、水滴を押し込むと中に入る。
●水性物質をはじく「撥水」と、汚れを防ぐ「防汚」は同じではない。
どれも万能ではなく、それぞれ一長一短ありますので、その特徴を理解して、目的やアイテムごとに正しく使い分けることが大切です。
【これまでの撥水加工】
撥水加工は、「製品化前の生地の状態」で「工場」で「どぶ漬け」する加工が中心でした。
その特徴から、いくつかの条件があります。
●製品化後は加工できないことが多く、基本は初期機能。
●工場加工のため、配送コストと時間が掛かる。
●風合いや触り心地が変わるので、それを許容できるアイテムに限定される。
●加工できる素材が限定される。
●一加工一機能が基本。
以上のような条件から、着物やファブリック家具など、一部のアイテム、業界でしか浸透していませんでした。
【1Lineの撥水加工】
1Lineの撥水加工は、機能品質だけでなく、加工方法、物流サービスとの連携、機能のオールインワン化など、これまでの撥水加工にはない独自の進化を進めてきました。
●製品化後も加工できる=機能の継続化
●現地施工、物流サービスとの連携=加工以外のコストと時間を省略化
●ほぼ風合いや触り心地が変わらない=様々なアイテムに展開できる可能性
●素材ごとに液剤仕様を変更=布、革、木、石など素材を選ばない
●一加工で多彩な機能を実現=モノを長持ちさせる技術
持続可能な社会を目指して、サステナブルが重要視される今、1Lineのコーティングサービスは、それを実現し支える新しい技術として、より役立てる機会やシーンが増えてくると考えています。
【ブランド、企業とのコラボ】
1Lineでは、独自のコーティングサービスを、様々なブランド、企業様に提案・提供し、それぞれの業界で、これまでにない新しいサービスを生み出しています。
また、機能だけでなく、1Lineの補修再生技術、物流・保管サービス、雇用創出事業など、様々な付加価値と社会性を付帯=コーティングすることを目指しています。
1Lineのサービスや展望にご興味をお持ちいただける方は、お気軽にお問い合わせください。
【「バイバイ、バイ菌」をプロデュース!菌滅の力 -除菌編-】
5つの機能と、3つの方法を組み合わせて、あらゆるシーンで最適に、総合的な感染対策を提案する菌滅。
今回から、その内容について、深堀りしていきたいと思います。
1回目は、機能の中の「除菌」です。
【除菌ってなに?】
除菌は、文字の通り、すでに付いている菌を取り除くことです。
今時点から過去に向かった対策になります。
「手を除菌する」、「テーブルを除菌する」は、すでにそこに付いている菌を取り除く作業です。
【一般的な除菌アイテム】
除菌で使われる一般的なアイテムは以下の3つです。
1.アルコール系
2.塩素系
3.界面活性剤系
その特性や効果については、様々な意見があるので、ここでは取り上げませんが、共通する主な点をあげます。
●繊細な素材やアイテムに使えない
●毒性除菌なので体内に入らない方がいい
●効果は瞬間または一時
家具や服飾への加工を行う1Lineでも、高濃度アルコールが一般に使用されるようになってから、シミができたり、塗装が剥がれたり、プラスチックが割れたりなどのトラブル相談が激増しました。
【菌滅の除菌】
5つの機能それぞれで成分やテクノロジーが違う菌滅ですが、除菌には、以下の特徴があります。
●優しい:オールフリー(アルコール、塩素、界面活性剤を不使用)
●効果の広さ:菌やウイルス668種類で効果検証
●効果の長さ:抗菌99.999%のエビデンス取得
●カビの防止:抗カビ99.9%(クロカビ99.9%、白癬菌99%)
シミができたり、塗装を溶かさないので、革製品をはじめ、繊細な素材やアイテムに使用できます。
未来への効果、抗菌剤のエビデンスも取得しています。除菌を高頻度に行う必要がないので、素材を傷めたりするリスクが減ります。また、除菌の手間も減ります。
抗カビ効果があるので、鞄や靴などカビが生えやすい革製品のケアとしても最適です。また、水虫の原因菌である白癬菌で99%のエビデンスを取得しており、効果の強さも特徴です。
どの事柄にも言えることですが、1つで全てを解決する万能商品はありません。
手が洗える時は石鹸除菌(界面活性剤)、外出先は手指をアルコール系除菌、キッチンでは食中毒対策もできる塩素系除菌など、その特徴を理解して、使い分けることが大切です。
菌滅の除菌は、このようなシーンで使える点も特徴です。
●既存の除菌剤が使えない素材やアイテムに
●子供や高齢者に身の回りの除菌に
●除菌の頻度を下げたい時に
●革製品の除菌やカビ対策に
【菌滅のコラボ商品も展開中】
菌滅では、その特徴を活かし、家具、服、着物、靴など、他業種のブランド、企業様とコラボ商品を発表させていただいています。
それは、菌滅が取り揃える多彩な「機能」と「方法」をベースに、あらゆる商品やサービスに合わせた提案、プロデュースができるからです。
ご興味をお持ちいただける企業様は、お気軽にご連絡ください。