新居を所望しに行ったら軽く揉めて病んだ話
こんちわ。俺です。
隣人の騒音に耐えかねて、ついに新居に引っ越しをする事を決めたんですが、結果病みました。今は薬のおかげもあり気持ちは大分落ち着いています。時系列で起こった事柄を書いていこうと思います。ワイは不動産屋を決めると、アポを入れハウスコムと言う店を訪れた。女性をスタッフを雇っているようなので、何となくその店に決めた。
10月20日(木)
自分より20も年下の営業さんに恥を忍んで自分が置かれた状況を説明と相談し、静かに暮らせそうな物件を紹介して貰った。貸主にアポを取ってもらい、内覧も無事済ませ、審査等の書類を作成準備して貰い、明細書にサインと捺印をし、その日は帰宅した。翌日、審査が通ったとメールを貰った。命が繋がった気がしてホッとした。が、
『あと一点、お伝え漏れがあったのですが、こちらの物件は水道代が毎月2,000円で固定となっております。ですので、毎月のお支払合計金額は50,000円となります。申し訳ございません。』
と一文添えられていた。まぁ、人間なのでミスの一つもあるわなと思い、スルーしたがクレカ払いが出来るかどうかが気になったので再度メールで問い合わせると
『入居費用と月々のお家賃はクレジットカード払い可能です。ただ、手数料として家賃の2.6%が別途必要となります。(引き落としの場合は毎月550円の手数料+更新料1万円/年がかかるので、1年単位で見るとクレジットカード払いの方がお得です。)』
と回答が来た。お金が関わる事なのに聞かないと教えてくれないのかと少しモヤッとしていた。
10月22日(土)
不動産屋へ契約に向かう。
カウンターの席を勧められると担当の女性スタッフがこう言った。「水道代を入れるのを忘れていました」。再度『入居計算明細書』によく確認もせずに日付とサインと捺印した。この行動が後でガッチリほぞをかむ事になる。
その後、火災保険・保証会社との契約をし、クレジットカードを切り、重要事項説明書を見ながら宅建士からの説明を受ける。くたくたで脳みそ充血したまま帰宅して安堵した。13時過ぎ、知らない番号から電話が入る入るも、団地の事務所に退去の書類を提出していて気が付かなかった。どんどん知らない番号から電話が入るので、その内の1本に出ると接客アンケートと称したインターネット回線の勧誘だった。またお金の話かとうんざりしながら断った。
10月23日(日)
11:47、知らない番号から電話が入るので、番号の事業者を確認すると引っ越し業者からだった。何で個人情報を簡単に流すんだろうとうんざりした。ふと思い立って入居計算明細書を確認する。説明されていない『サニタリー・鍵 ¥37,400』『入居応援サポート ¥16,500』『火消119 ¥6,600』が計上されていた。何これと検索するとGoogle先生があるワードを表示する。『不動産店舗名 やばい』。思わず押してしまった。すると、Yahoo知恵袋の質問にぶち当たり読んでみた。そこにはオプションを無理矢理つけられたと質問の文章だった。そういや自分もオプションの説明無かったなとぼんやり思い出した。トータルで60,000円くらい。何でお金の事なのに説明してくれないのだろうと不信感が黙々と心の中に募っていた。SNSを検索したら同様の待遇を受けている契約者もいるらしく、これって組織ぐるみなの?ともっと不信感が募った。ネット回線やウォーターサーバー、引っ越し屋からの勧誘の電話も相まってイライラしていた。契約を結ぶと、不動産てのはキャンセルやクーリングオフができないと知り、どうしてあの時きちんと確認しなかった自分が情けなくて落ち込んだ。契約の白紙は出来ない。やっと隣人の老婆から逃れられると思ったのに…。この辺りの記憶が怒りと悲しみでほとんど無い。
10月24日(月)
日数からすると、新居のネット環境が揃わないことが何となく判明した。インターネット工事は工事までに1ヶ月かかるのだ。すっかり忘れていた。でも一応、光ファイバーが建物内まで引き込まれているか確認の為不動産会社へ問い合わせのメールをした。
『猫山です。お世話になります。
レインボービル(仮名)のネット回線について質問です。
光ファイバー対応(共用部分までの光回線の工事が完了している状態)でしょうか?』
これに対して回答が
『このたびはお部屋のお申し込みありがとうございます。
接客アンケートの電話が入りますので、お手数をおかけしますがお電話がありましたらご対応よろしくお願いいたします。(架電番号:0120-XXX-XXX)』その際にインターネット環境や、ライフラインの手続きについてなどのアナウンスもあるかと思います。』
(架電番号:0120-XXX-XXX)はネットの勧誘電話やったやないかと心の中でツッコミながら再度質問する。
サニタリーの件についてもYahoo知恵袋の丁寧な回答のおかげで、随分溜飲が下がっていたので、施工されているのならお世話になった営業さんのインセンティブになるらしいから代金は支払おうと思った。
『ハウスコム 池下店 A様
お世話になります。
接客アンケートの電話はもう頂いていまして、インターネットのサポートはお断りしてしまいましたので判らずでした。
大変お手数ですが、教えて頂けると助かります。サニタリーの証明書みたいなものはいただけるのでしょうか?
ご回答頂けると助かります。』
それに対しての回答がこれ。
『インターネットのほうから連絡させるよう手配致しました。また、鍵渡しの際に(補足:サニタリーの)施工証明書を一緒にお渡しする予定となっております。』
ただただモヤモヤするだけだった。
10月25日(火)
起きてもモヤモヤは治らない。気分は最悪だった。クレームだけども入れておこうとフォームからクレームを入れた。
『・該当店舗 : 本社
・ご意見:
近日に近隣店舗さんに物件を紹介して頂き、契約済です。
その際、入居計算明細書の内容の件です。
お店で対応して頂いた際に
・サニタリー・鍵
・入居応援サポート
・火消119
のオプションの説明を受けていなかったのにも関わらず明細に計上されていたので自宅で検索しました。
Yahoo!知恵袋などの内容も読ませていただきました。
事前に説明を受けていなかったので、不信感があります。「□□□引っ越しセンター」さんから連絡がありました。許可した訳ではないのに個人情報を簡単に業者に渡すのですか?本社さんは店舗さんにこう言った営業指導をされているのですか?他に接客アンケートを装ったインターネット回線への勧誘の電話もありました。せっかく良い物件を親身になって探して頂いたのに残念です。』
本社の営業指導なら仕方ないと思った。店舗で働いている人に罪は無い。それがそいつのやり方。2時間ほどすると本社のカスタマーサービス室のBさんからメールが届いた。
『ワイ様 お世話になります。
メールを確認させて頂きました。この度は弊社店舗担当者のご説明不足によりご迷惑をおかけし、またご不快な思いをさせてしまいまして誠に申し訳ございませんでした。
〜 はしょりますね 〜また今後のお手続きに関しまして同様の事態が発生しないためにも強く指導を行って参ります。』
これを読んで、一応自浄作用はあるのだと思った。
店舗に返金依頼をしている事、穏便に済ませたい旨を伝えた。しかし、一旦自分の中の信頼が死んだ会社にお世話にならないといけない喪失感は深い。パニック障害になった当初くらい落ち込んでいた。
10月27日(木)
不動産会社店舗より回答が来る。
『説明不足の件、大変申し訳ございませんでした。
サニタリー、入居応援サポート、火消119の費用をご返金させていただきます。』
一応、対応はしていただけたが心にびっしりとしこりが残る。上(本社)から指導入ったら最も簡単に撤回し、「返金する姿勢にも不信感が芽生え、不動産屋は信用してはいけないのかと、もっと落ち込んだ。病んで弱りきった私は四年ぶりに上司や同僚にLINEしまくった。パニックになっていたので、訳のわからないラインを友人に送ってしまい怒らせてしまった。申し訳ない。
鍵を取りに行き、引っ越しする11月1日(火)は大安で母の誕生日である。何となく原担ぎにいい日だと思っていただけに、今回の新しい門出に少々水を刺された気がする。