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【介護福祉士の同級生にオンラインインタビュー】

みなさんこんにちは、工藤です。

先日、学生時代の同級生で介護職に就いている森川さん(トップ画像左)に、お仕事のインタビューを行いました。

水泳のインストラクターだった彼がキャリアチェンジをして、現在は介護福祉士として活躍しています。

森川さんが現在携わっている通所介護サービスとはどのようなお仕事なのか、どのような心構えで働いているのか、丁寧に教えてくれました。

 

🥚オンラインでのインタビュー内容

ー森川さんが介護業界に転職しようと思ったきっかけを教えてください。

きっかけは友人の紹介です。私は以前プールインストラクターの仕事に就いていました。その後、帰省に伴いフィットネスや水泳の仕事から離れ、仕事中に人と接する時間は少なくなっていきました。そのような毎日を過ごしている中で、友人からの話を伺い、もう一度人と接する仕事に就きたい気持ちが強くなっていきました。

ー現在のお仕事内容を教えてください。

通所介護サービス(デイサービス)です。要支援1から要介護3の方を中心にサービスを提供しています。自立的に生活できていて一部介助が必要な方や、疾患や障害をお持ちの方などが対象です。
私は主に転倒や誤嚥を防止する運動プログラムを提供しています。運動プログラムには筋力トレーニングやストレッチ、リラクゼーションの分野などがあり、施設内では作業療法士によるリハビリテーションも提供しています。その他には、コミュニティの一環として会話できる場や時間を設けるようにしており、送迎も実施しています。

ーキャリアチェンジにあたり国家資格を取得したと伺いました。

はい、介護福祉士の資格を取得しました。利用者の身体的ケアだけではなく、利用者及びご家族の心のケアや、現場で必要となる知識・心構えを学びました。
私はフィットネストレーナーや水泳の指導に関わる資格は取得していました。しかし、介護の職種に就く上で、利用者の方に安心感を与えたかったこと、所属している事業所に介護の資格取得を勧められたことから学習を始めました。

ー資格取得までどのくらいの期間を必要としましたか。

準備期間を含めると4年前後になります。私の受験資格として、実務経験3年以上、実務者研修の受講が必要でした。
資格取得後は、利用者の皆様に安心感を与えられるようになったと思います。自分も自信を持って仕事ができるようになりました。

ーキャリアチェンジをして良かったと感じたことがあれば教えてください。

自分がサービスを提供したことで、利用者の方に『身体が軽くなった、動きやすくなった』と実感してもらえることです。また、家族や友人など、自分の周りの人が障害を持った時に、自分自身がすぐ行動ができるようになったことは良い変化だと感じています。

ー職種が変わって大変だったことはありますか。

人の身体は多種多様なので、コミュニケーションを取った上でも、ひとりひとりに合わせた介助をすることは難しく、それが今も1番の課題です。適切なコミュニケーションを取る大切さ。それはフィットネスやプールの仕事をしている時以上に実感していることです。

ー最後に、これから介護業界で働きたいと思っている人たちへ、メッセージをお願いします。

若い人であれば、これからの人生で身近な人達に介護が必要となる時もあると思います。介護職は、仕事中だけではなく、プライベートでも人の役に立つことができる仕事です。また、難しさの中に、喜びや楽しさがある、非常に考えさせられる仕事です。私はいつも利用者とご家族に勉強させられています。介護職は充実した毎日を過ごすことができる仕事だと思います。

ー心にしみるメッセージですね。本日はありがとうございました。同級生としてこれからもお互い切磋琢磨していきましょう!

 

 

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