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特別な思いがある、脳卒中

みなさん今週もお疲れ様です、工藤です。

本日は4大生活習慣病のひとつ、脳卒中についてお話いたします。

脳の動脈硬化が進み、脳の血管が詰まったり破れたりする病気の総称。
日本人の死因で第3位を占める病気です。脳の血管が破れる「脳出血」、脳動脈瘤が破裂する「くも膜下出血」、脳の血管が詰まる「脳梗塞」に分類されます。(厚生労働省 e-ヘルスネットより)

私はこの疾患に特別な思いがあります。

 

🥚脳卒中の救急対応

現在私が所属している組織は、創業者のご家族がくも膜下出血になったことをきっかけに立ち上げた、ヘルスケアの事業所です。

平成の時代、くも膜下出血の救急対応に課題を感じての起業でした。

小規模・少人数で組織を立ち上げた後、徐々に広い事業領域に拡大し、マーケットも大きくなっていきました。その中では、比較的小規模な脳卒中の領域にフォーカスを絞った事業が展開されることはありませんでした。

私が参画したのはその組織の企画開発の分野です。新規事業開発の経験と、ウェルネスやフィットネスの経験がマッチしていたことと、創業の理由に惹かれたことが主な参画理由です。

私も脳卒中の既往歴を持つ人が身近にいたり、フィットネスクラブの在職時には営業中に脳梗塞・心筋梗塞が発症した方の応急処置や救急車の同乗をしたことが複数回ありました。

初めてその場に遭遇すると、フィットネスクラブのスタッフでもほとんどの人は慌ててしまい、普段ロールプレイをしていても役に立たないケースがあります。

私は医療専門職ではありませんが、脳卒中がどのような疾患なのか、自分の目で見て感じる機会があり、予防できるのであればその働きかけをしたいとその都度思うようになりました。

発症前の一次予防はもちろん、発症時に迅速に応急処置をして、救急車を手配すること。医療従事者は発症時にその場にいないことが大半ですから、これは非常に大切です。初期対応が発症後の命や後遺症に大きく関わるからです。

どれだけ予防をしていても、自信が脳卒中を発症することや、誰かが発症した場に居合わせることはあります。その時は冷静に対応しなければなりません。

 

🥚ヘルスケアの企画開発

そして、いま私が企画開発を進めているひとつは、脳卒中と心疾患の重症化や再発を予防するヘルスケアの事業です。三次予防の領域になります。

前述の通り、それまで私の所属組織では、脳卒中にフォーカスの当てられた事業はありませんでした。縁あってこの事業の担当となったことには責任を感じています。

ほとんどのプロジェクト参加者はひとつのサービスとして見ていると思いますが、私はこの事業が広く世に広まってほしいと強く願いながら開発を進めています。

企画開発は決して簡単なことではなく、苦難の連続です。外の畑からやってきた私は尚更です。そんな時は原点に立ち返り、仕事をする意味を思い出すようにしています。

 


こちらは予防に関連した先週の記事です。

自分事になると予防の見方も変わってくると思います。

それでは、よい週末をお過ごしください。


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